出展企業セミナー
一般企業セミナー
FRA-1 一般企業セミナー
レーダーの基礎と最前線 〜たかが24GHz、されど24GHz〜
ピーティーエム(株)
近年のミリ波レーダー (60 / 76 / 79GHz) の台頭はチップベンダーの主導力により目覚ましい進展を遂げ、正に目を見張るばかりです。
一方で実際の市場における実績においてはサブミリ波 (あるいはミリ波と区別する場合も多い) である24GHz帯ポートフォリオも潜在的な可能性を秘めつつ、市場での実績を積み重ねています。製品設計やアプリケーション開発における将来性は24GHz帯は大いなるポテンシャルを有しています。
本セミナーでは24GHzによるレーダーの基礎と、その潜在的な可能性、フィールド最前線での実例を紹介します。
FRA-2 一般企業セミナー
ウィン・ファウンドリサービスにおける最新のミリ波用途GaAs、GaNデバイスのご紹介
WIN Semiconductors Corp.
ウィンセミコンダクター社は、L帯域からミリ波アプリケーションまで、GaAs や GaN 等のIII-V化合物半導体ファウンドリーサービスをご提供しています。
近年、ポイント・ツー・ポイント通信、衛星通信、およびレーダー等様々な分野で、高周波数および高出力のデバイスが必要とされており、これらシステムにはGaAs や GaN デバイスが使用されています。将来、B5Gや6G のようなさらに高速性能が要求されるシステムでは、より高い周波数、高出力のデバイスが必要とされます。本セッションでは、新たに開発したミリ波用途向GaAs、GaNデバイスを中心に弊社のテクノロジーについてご紹介いたします。
FRA-3 一般企業セミナー
6G研究開発を加速する OpenAirInterfaceベース検証プラットフォーム 〜PHY抽象化とチャネルエミュレーション〜
(株)構造計画研究所
6G時代の無線技術研究開発には、現実環境を忠実に再現しつつ、新たな通信方式を素早く検証できるプラットフォームが求められています。
本講演では、オープンソースソフトウェアのOpenAirInterfaceを基盤として当社が開発する「6G検証プラットフォーム」をご紹介します。
本プラットフォームは、オープンソースソフトウェアの柔軟性に加え、物理層の信号処理を抽象化することでスケーラブルなネットワークシミュレーションを可能にするPHYモジュールと多様な伝搬条件を再現するチャネルエミュレータを組み合わせることで、多様な研究開発の要望に応える検証環境を提供します。これにより、大規模シミュレーションから現実空間を忠実に映し出すエンドツーエンドな無線環境のデジタルツインまでをカバーし、基礎研究から実証試験まで幅広く貢献します。
FRB-1 一般企業セミナー
強靭なコネクティビティ:マルチ軌道・マルチバンド衛星通信と6Gのためのフェーズドアレイアンテナ & ビームフォーミング技術
TMY Technology Inc.
フェーズドアレイアンテナ (PAA) と先進的なビームフォーミング技術は、高速・高信頼性・スケーラブルな接続を実現するための重要なキーエネーブラです。これにより、正確なビームステアリング、干渉の低減、HAPS・GEO・MEO・LEOといったマルチ軌道衛星システムおよび将来の6Gネットワークにわたるシームレスなカバレッジを可能にします。
本セミナーでは、マルチバンド・マルチ軌道の衛星通信およびNTNにおけるエレクトロニックステアリングアレイ (ESA) の最新進展を紹介します。リアルタイムのビーム追跡、低SWaP設計、ハイブリッドネットワークの強靭性といった要件に対応します。さらに、TMYTEKの最新ソリューション――Ku / Ka帯ESA、FR2 / FR3 6G OTA / O-RANテストベッド、Dynamic RIS技術――をNTN、ISAC / JCAS、大規模MIMO、レーダーセンシング、V2Xへの応用事例とともに紹介し、研究から実運用への移行を加速する革新を実証します。
FRB-2 一般企業セミナー
6G通信とエネルギー伝送・変換・生成を支えるマイクロ波技術
三菱電機(株)
「安心・安全・快適な社会」と「持続可能な地球環境」の実現には、6G通信インフラの構築と革新的なエネルギー応用が不可欠です。三菱電機は、これらの未来創りに貢献するマイクロ波技術の開発を行っています。
本セミナーでは、その中から6G通信とエネルギー伝送・変換・生成を支えるマイクロ波の最新技術とその応用例を紹介します。
・6G通信を支えるキーデバイス技術
・高効率プラスチック分解技術
・電力・通信ケーブルレス化技術
・大電力高効率GaNマイクロ波加熱
・無線電力伝送用デバイス技術
FRB-3 一般企業セミナー
情報通信技術の製造・設計に向けたマルチフィジックス有限要素シミュレーション
計測エンジニアリングシステム(株)
近年、高度情報処理・6G通信に向けたデバイス設計・製造において、既存のデバイス技術の更なる性能向上に加えて、異分野技術の融合による技術イノベーションが求められます。これらの先端デバイスを製造・設計するためには、新しい物理的機構を考慮する必要があります。したがって、多重物理を扱うことができ、かつ支配方程式を任意に組み込み可能な数値解析ソフトウェアである、COMSOL Multiphysics® が有効です。
本セミナーでは、COMSOL Multiphysics® における先端デバイス関連の解析事例を紹介しながら、多重物理モデリングと方程式の組み込み機能によるモデリングの実際をデモンストレーションします。数値解析を用いた先端デバイスの設計をお考えの方々に、物理メカニズムの可視化からデバイス設計に関する最新事例をお伝えし、COMSOL Multiphysics® の有用性を体感して頂きます。
FRB-4 一般企業セミナー
ロードプル (LP) 測定データを用いたビヘイビアモデルの抽出とWバンドにおけるパワーアンプ (PA) の設計
(株)アイ・エム・シー
ミリ波・Sub THz帯のPA設計には、広範な周波数とバイアス条件に対応可能な高精度なコンパクトモデルが不可欠である。しかし、モデル抽出にはDC-IV測定やSパラ測定、大信号測定など複数の工程が必要で、時間とコストがかかる。更に技術が開発途上段階では、モデルの安定化が困難である。
一方、ビヘイビアモデルは迅速な性能評価や非線形解析に有効であり、LP測定データから直接抽出可能である。また新たな手法ではデータを補間し、より広範な解析を可能とする。
本研究ではGaN HEMTデバイスを用いたWバンドでのアクティブLP測定を実施した。負荷インピーダンスの精密制御により、正確かつ信頼性の高いLP測定を可能とし、ベクトル形式のデータを取得。Maury社が開発した人工ニューラルネットワークベースのビヘイビアモデルを用いてモデルを抽出した。Keysight ADSの調和平衡解析を通じて複数のPAの設計・解析に応用し、モデルの有効性を検証した。