出展社
Booth No. E-07
(公財)電磁材料研究所
Research Institute for Electromagnetic Materials
取扱製品分野
- 測定器、製造装置、システム
- コンポーネント(アクティブ)
- コンポーネント(パッシブ)
- アンテナ
- 半導体素子、IC
- コネクタ、ケーブル
- 基板、各種材料、PKG
- シミュレータ、そのほかソフト全般
- 設計・測定請負サービス
- 金属・材料加工
- その他
アプリケーション分野
- 5G, 4G移動通信、
次世代ワイヤレスシステム
- 衛星・航空通信
- 放送、公共・防災無線
- 高度道路交通システム(ITS)
- レーダー
- IoT(産業、ヘルスケア、農業など)
- 計測システム
- ワイヤレス給電
- マイクロ波応用(マイクロ波加熱、バイオ、医療)
- その他
出展品目
- グラフェンノイズ抑制シート
- ウェハ用TRL校正基板
- 薄膜測定用治具
- WR-28導波管用TRL校正キット
Exhibits
- Graphene Noise Suppression Sheet
- Wafer TRL Calibration Substrate
- Thin-Film Measurement Fixture
- WR-28 TRL calibration kit
展示製品の特徴
■近傍界における電磁波吸収体として、従来磁気損失による磁性ノイズ抑制シートが各種デバイス内で広く利用されていますが、近年の周波数帯の上昇に伴う透磁率の減少および薄膜化による磁性体の体積減少による吸収特性の低下が問題となっています。
■弊所では、導電性ナノカーボンの一種であるグラフェンを用いて、フレキシブルシート上への成膜を行っており、40GHzまでの周波数で従来製品よりも高いノイズ抑制効果を得ています。これらのノイズ抑制は導電損失が支配的なため、磁性シートでは困難な10µm以下の膜厚でも、高いノイズ抑制効果を実現できます。
■さらに、弊所ではDe-embedding技術を活用した材料単体の特性抽出技術の開発にも取り組んでいます。高精度なオンウエハ測定用TRL校正基板と導波管を用いた遠方界測定向けの安価なTRL校正キットも出展予定です。これらを用いることで、ミリ波帯における測定誤差の低減、再現性の向上に加え、評価手順の標準化や測定時間の短縮を実現し、研究開発から実用化まで効率的かつ信頼性の高い評価を可能にします。(令和6年度 関東経産局Go-Tech事業)