Microwave Workshop & Exhibition: Nov. 27-29, 2019, Pacifico Yokohama, JAPAN
Facebook MWE 2019 Official Page @MW_tenji マイクロウェーブ展展示委員会

ワークショップ プログラム

11月29日 (金)

B [ IoT/Society 5.0関連セッション ]

FR1A  特別セッション

11月29日 (金)  09:30-11:30   Room 1 (アネックスホール F201)
Blockchainの技術的現状とその応用
The State of the Art and Application of Blockchain Technology
オーガナイザ / 座長 : 林 達也 (ココン)
ブロックチェーン技術に関しては、一時期のバズワード的な熱狂が徐々に冷め、その特性や応用領域の検討、そして標準化などの動きが進んできている。 研究分野としても、発表論文の数だけでなくその質も向上してきており、新しい応用や活用が適切になされるようになってきている。
本セッションでは、研究からの観点も踏まえた上で、2019年におけるブロックチェーン技術の実態を詳らかにご講演頂く。 ブロックチェーンは今までの専門領域の組み合わせによる総合的な技術であり、専門家の各者三様の視点で現状を切り取ってもらいつつ、 主にパネルディスカッションの形で議論を深める形とする。

キーワード : ネットワーク、暗号、ブロックチェーン、分散台帳、標準化
→ ダイジェストの試し読みができます (PDF)
1 ブロックチェーンとそれを支えるネットワーク
Blockchain and its Backbone Network
中島 博敬 (メルカリ)
2 ブロックチェーンとデータ真正性
Blockchain and Data Authenticity
佐藤 雅史 (セコム)
3 ブロックチェーン技術のもたらす透明性とプライバシを補強する暗号プロトコル
Transparency by Blockchain with Privacy Enhanced by Cryptographic Protocols
佐古 和恵 (NEC)
4 パネルディスカッション:Blockchainの技術的現状とその応用
Panel Discussion: The State of the Art and Application of Blockchain Technology
中島 博敬 (メルカリ)、林 達也 (ココン)、佐藤 雅史 (セコム)、佐古 和恵 (NEC)
B [ IoT/Society 5.0関連セッション ]

FR1B  特別セッション

11月29日 (金)  14:00-16:00   Room 1 (アネックスホール F201)
車載ミリ波レーダー ハードウェアの最前線
Latest Trend of Automotive Radar Hardware
オーガナイザ / 座長 : 松本 隆 (デンソー)
現在、先進安全支援運転システムにおいては、認知、判断、操作を高精度に行うことで、安全走行をシステムがバックアップしている。 その中で認知の役割を果たすセンサにはレーザーやカメラ、レーダー、超音波センサがあり、 降雨や逆光などの気象条件に左右されにくいレーダーは有力な検知手段として注目されている。
本ワークショップでは、レーダーにおける検知方法や車載の信頼性を担保する検査技術などのハードウェアに関する各種技術を紹介する。

キーワード : 車載レーダー、ハードウェア、アンテナ、ビームスキャン、MMIC、検査
※タイトルをクリックすると、ダイジェストの試し読みができます
1 車載ミリ波レーダ指向性走査方式およびアンテナ形態
Beam-scanning Techniques and Antenna Implementation for Automotive Millimeter-wave Radars
榊原 久二男 (名工大)
2 車載ミリ波レーダー用MMICのRF検査適用事例の紹介
Introduction to an Application Example of RF Testing Technique for Automotive Millimeter-wave Radar
奥村 敦 (デンソー)
A [ 5G関連セッション ]

FR2A  ワークショップ

11月29日 (金)  09:30-11:30   Room 2 (アネックスホール F202)
Beyond 5Gシステムの方向性 U
Direction of Beyond 5G System - Second -
オーガナイザ / 座長 : 奥村 幸彦 (NTTドコモ)
目前に迫った第5世代移動通信システム5Gの当初システムによるサービス開始に向けて、ネットワーク装置・ユーザ端末開発と アプリケーション・サービス創出が国内外で活発化しているが、一方で、概ね10年周期で進化を繰り返してきた移動通信システムの継続的な発展をめざして、 新たにBeyond 5Gに向けた検討も開始されている。 Beyond 5G (B5G) システムでは、将来の移動通信サービスの高度化及び多様化に伴って引き続き増大することが予測されるトラフィックへの対応や、 様々な情報を送り届けるデータ通信の高速化・高信頼化などの要求に応えて行く必要がある。
本セッションでは、B5Gシステムの方向性や関連する最新の取組みについて紹介頂く予定である。

キーワード : Beyond 5G/B5G、大容量、高速・高信頼度・高効率 無線アクセス
※タイトルをクリックすると、ダイジェストの試し読みができます
1 5Gの発展とBeyond 5Gへの展望
Views on 5G Evolution and Beyond 5G
岸山 祥久 (NTTドコモ)
2 エリクソンのBeyond 5Gの展望 - 方向性と技術コンポーネント -
Ericsson's view on Beyond 5G - Direction and Technology Components -
Erik Dahlman, Stefan Parkvall, Janne Peisa, Hugo Tullberg, Gustav Wikström (Ericsson AB), 村井 英志 (エリクソン・ジャパン)
3 Beyond 5Gに向けた無線ネットワークの更なる高度化の検討
Study of Further Wireless Network Enhancement for Beyond 5G
丸田 靖 (NEC)
4 5G Evolution: A View on RAN Technologies Beyond Rel-15
5G Evolution: A View on RAN Technologies Beyond Rel-15
Amitava Ghosh, Rapeepat Ratasuk (Nokia Bell Labs), Bong Youl (Brian) Cho (ノキア)
E [ 基礎講座・超入門講座 ]

FR2B  基礎講座

11月29日 (金)  14:00-16:00   Room 2 (アネックスホール F202)
アンテナ設計のためのFDTD法
FDTD Technologies for Antenna Design
オーガナイザ / 座長 : 山口 良 (ソフトバンク)
アンテナ設計においては、理論検討、シミュレーション、実験の3要素が欠かせないプロセスである。 この中で、電磁界解析を用いたシミュレーションとしてのFDTD法は強力なツールとして幅広く定着している。
本講座では、アンテナ設計にFDTD法を用いる際の基本的考え方を解説する。

キーワード : FDTD法、アンテナ設計
※タイトルをクリックすると、ダイジェストの試し読みができます
1 アンテナ設計のためのFDTD法
FDTD Technologies for Antenna Design
有馬 卓司 (東京農工大)
C [ 無線電力伝送、マイクロ波加熱関連セッション ]

FR3A  ワークショップ

11月29日 (金)  09:30-11:30   Room 3 (アネックスホール F203)
ドローン向け無線電力伝送技術の最新動向
Recent Trend of Wireless Power Transfer / Transmission Technology for Drones
オーガナイザ : 佐々木 邦彦 (デンソー)   座長 : 横井 行雄 (拓殖大)
近年、監視、観測、農林水産業、物流、撮影等の様々な産業分野へのドローン応用が拡大しており、迅速で大容量な充電ステーションの確立は、活用拡大のキー技術となっている。
本セッションでは、内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)として推進されているドローン向けワイヤレス電力伝送の最新技術を紹介する。

キーワード : ワイヤレス電力伝送、ドローン、充電ステーション、電界結合、磁界結合、マイクロ波、13.56MHz 帯、6.78MHz帯、85kHz帯
※タイトルをクリックすると、ダイジェストの試し読みができます
1 ドローンによるインフラ点検と無線電力伝送技術
Infrastructure Inspection by Drone and Wireless Power Transmission Technology
濱田 浩 (東京電力ホールディングス)
2 電界方式WPTによるドローン充電ステーション
Capacitive-Coupling Wireless Power Transfer for Automatic Drone Charging Stations
塚本 悟司、阿部 晋士、大平 孝 (豊橋技科大)
3 磁界結合方式ドローン駐機時ワイヤレス充電技術
Inductive Wireless Power Transfer for UAV Battery Charging
尾林 秀一 (東芝)
4 マイクロ波を用いた飛行中のドローンへの無線電力伝送技術
Wireless Power Transmission Technology to In-flight Drone with Microwave
本間 幸洋、片瀬 徹也、田中 俊之、佐々木 拓郎 (三菱電機)
B [ IoT/Society 5.0関連セッション ]

FR3B  ワークショップ

11月29日 (金)  14:00-16:00   Room 3 (アネックスホール F203)
製造現場に変革をもたらす無線技術の最新動向
Wireless Communication Technologies for Future Factories
オーガナイザ : 丸橋 建一 (NEC)   座長 : 雨海 明博 (サンリツオートメイション)
近年、深刻な人手不足や働き方改革により、製造現場でのオペレーションにおける変革が求められている。ひとつの方策として、 自動化・省人化に向けてIoT技術の導入による生産性向上が図られている。 今後さらに多くのセンサシステム、ロボットや搬送機などの移動体、人の指示・監視装置等の設置が見込まれており、 そうした機器間で情報や電力をやり取りするために無線技術の活用が期待されている。
本ワークショップでは、製造現場で無線利用を促進するための政策や、必要とされる無線通信、ローカル5Gへの期待、無線電力伝送の技術開発の取組みを紹介する。

キーワード : IoT、無線システム、工場、製造現場、高信頼無線通信、無線電力伝送、センシング
※タイトルをクリックすると、ダイジェストの試し読みができます
1 工場のワイヤレス化を推進する総務省の取組
Efforts for Promotion of Wireless Factory
田邉 大 (総務省)
2 工場空間における920MHz-60GHz 無線環境シミュレーションと現場実証の取り組み
製造現場やミリ波におけるレイトレース法の活用
Wireless Environment Simulation and Experimental Efforts Using 920MHz to 60GHz in a Factory
Ray Tracing Method for Manufacturing Site and Millimeter Wave
堀端 研志、大植 裕司、江村 鉄兵、市川 泰史 (パナソニック)
3 製造現場における無線ネットワークの高信頼化の取り組みとローカル5G活用に向けて
Approaches to High Reliable Wireless Networks in Factory Sites and toward Local 5G Utilization
佐藤 慎一、西川 卓朗、上野 知行 (富士通)、雨澤 泰治、熱田 隆、横山 仁 (モバイルテクノ)
4 マイクロ波給電法制度化の最新動向とオムロンの取り組み
Standard tendency and Omron's Approach of Microwave Power Transmission
野坂 哲也、藤本 卓也 (オムロン)
D [ 基盤技術関連セッション ]

FR4A  ワークショップ

11月29日 (金)  09:30-11:30   Room 4 (アネックスホール F204)
電気学会 高周波磁性材料の実用化のための技術動向調査専門委員会 協賛企画
電子情報通信技術者のニーズに応える磁気工学の最新動向
Latest Trend of Magnetics for Needs from Electronics, Information, and Communication Engineers
オーガナイザ / 座長 : 直江 正幸 (電磁材料研究所)
MWE(APMC)および電子情報通信学会で活動する技術者にも磁気工学はふんだんに用いられているが、電界や誘電体など電気電子工学の「主役」と比較すると「脇役」である。 そこで昨年より、電気学会 基礎・材料・共通(A)部門の「高周波磁性材料の実用化のための技術動向調査専門委員会」から、 MWE界隈で役立つ高周波磁性材料ならびにその活用技術を紹介している。
昨年はマイクロ波帯に焦点を当てたが、今回は、民生での運用前夜もしくは民生応用が始まり今後ますますの発展が見込まれるニーズの高い分野として、 情報通信端末等高周波機器での電磁ノイズ抑制、高精度電磁界シミュレーション、モバイル機器用小型アンテナ、 および大電力ワイヤレス電力伝送の分野にフォーカスし、磁気工学の視点から解説する。

キーワード : 磁性体、ノイズ抑制、電磁両立性、アンテナ、磁界シミュレーション、人工知能(AI)、非接触給電、無線電力伝送、5G
※タイトルをクリックすると、ダイジェストの試し読みができます
1 磁性膜を用いた電磁ノイズ抑制体の伝導/誘導ノイズ抑制効果
Conductive/Inductive Noise Suppression of Magnetic Film-Type Noise Suppressor
室賀 翔、田中 元志 (秋田大)、遠藤 恭 (東北大)
2 高周波インダクタ設計のための高精度磁界シミュレーションとAIによる形状最適化
High Accuracy Magnetic Field Simulation for High Frequency Inductor Design and Shape Optimization by AI
清水 香壱、古屋 篤史 (富士通)、下川 聡 (富士通研究所)
3 フェライト材料を活用したスマートフォン用小型広帯域UHFアンテナの設計 - 地上波受信アンテナ -
Design of Compact Wideband UHF Antenna Using Ferrite Material for Smartphone - Terrestrial broadcasting reception antenna -
山本 節夫、栗巣 普揮 (山口大)
4 大電力ワイヤレス電力伝送システムにおける磁性体コア
Magnetic Core for High-Power Wireless Power Transfer System
司城 徹、鈴木 正俊 (東芝)
D [ 基盤技術関連セッション ]

FR4B  ワークショップ

11月29日 (金)  14:00-16:00   Room 4 (アネックスホール F204)
ミリ波・テラヘルツ波応用システムの最新動向
Recent Trend of Millimeter and Terahertz Bands Application Systems
オーガナイザ / 座長 : 佐藤 潤二 (パナソニック)
ミリ波、テラヘルツ波帯でのデバイス技術の進展に伴い、様々なアプリケーションへの適用が検討されている。 ミリ波帯では60GHz帯のV2X (Vehicle to Everything) 適用に向けた検証が進められている。 一方、テラヘルツ帯ではミリ波帯より広い帯域を確保できることから、 数10Gb/s級の超高速無線伝送によるタッチダウンロードや高分解能センシングによる医療・バイオ分野への応用が期待されている。
本ワークショップでは、これらの最新動向について紹介する。

キーワード : ミリ波、テラヘルツ、V2X通信、Beyond 5G、メディカルセンシング
※タイトルをクリックすると、ダイジェストの試し読みができます
1 60GHzミリ波のV2X適用 いまと展望
Progress and Perspective of 60GHz Millimeter wave V2X
本塚 裕幸、坂本 剛憲、中野 幸成、江上 晃弘、入江 誠隆 (パナソニック)
2 Beyond 5Gを志向したテラヘルツ波無線通信向け超高速IC技術
Ultra-High-Speed IC Technologies for Terahertz Wireless Communications towards Beyond 5G
野坂 秀之、濱田 裕史、堤 卓也、杉山 弘樹、松崎 秀昭 (NTT)
3 テラヘルツ波技術によるバイオメディカルセンシング
Biomedical Sensing Using Terahertz Technology
高野 恭弥 (東京理科大)
D [ 基盤技術関連セッション ]

FR5A  ワークショップ

11月29日 (金)  09:30-11:30   Room 5 (アネックスホール F205)
EMC対策の最新技術 〜高速インバータによるGHz帯不要放射と携帯端末受信性能評価〜
State-of-the-Art of EMC Technology 〜 GHz-Range Unnecessary Radio Wave Radiation by Fast-Switching Inverter Equipment and Its Impact on Mobile Receiver Sensitivity 〜
オーガナイザ : 山口 正洋 (東北大)   座長 : 山口 正洋 (東北大)、永田 真 (神戸大)
移動体通信のトラヒックは今後も急速な拡大が予測され、5G移動通信システムではSHF帯までの高い周波数への移行が予測されている一方、 SiCやGaN等の高速パワーデバイスを用いたインバータ機器や、ワイヤレス電力伝送システム(WPT)等の新たな電波利用機器が無線機と近接して使用されること見込まれており、 その不要電波により将来の移動通信システムの安定な運用を阻害する大きな懸念が生じている。
本ワークショップでは、これら課題の対策技術や評価方法等に関して、
(1) 概要と移動端末受信部での不要電波の影響を抑制する技術および可搬型な光磁気プローブによるノイズ源解析技術、
(2) EV向けSiCおよびGaNを用いたWPT 装置、
(3) WPT 装置・インバータ機器の近傍を対象とした不要電波計測システムとLTE 級受信性能への影響評価技術、
(4)ノイズ発生源での高調波ノイズの発生と伝搬を抑制する技術、等を総合的に紹介する。

キーワード : GaN、WPT、光磁気プローブ、受信性能、フェライトコンポジット、ノイズ抑制シート
※タイトルをクリックすると、ダイジェストの試し読みができます
1 ICチップノイズ抑制用磁性粉体と低侵襲近傍界計測
Magnetic Powder Composite Noise Suppressor for IC Chip and Invasive Near Field Measuring System
山口 正洋、石山 和志 (東北大)
2 GaN素子を用いた大電力非接触給電システム
High Power Wireless Power Transfer System using GaN Devices
沖米田 恭之、望月 正志、山本 喜多男、渡辺 浩史 (昭和飛行機工業)
3 電力用インバータ機器からの不要放射によるモバイル通信への干渉評価
Interference of Unnecessary Radio Waves Near Inverter Power Devices on Mobile Communications
永田 真、渡邊 航、三浦 典之 (神戸大)、宮澤 安範 (東北大)、田中 聡 (神戸大)、山口 正洋 (東北大)
4 GHz帯に対応するノイズ抑制シートを用いたインバータ機器からの不要電波の抑制
Suppression of Unnecessary Radio Wave Radiated from Inverter Equipment Using Noise Suppression Sheet for GHz Band
近藤 幸一、栗本 正樹、大平 祐介 (トーキン)、田中 聡、永田 真 (神戸大)、沖米田 恭之 (昭和飛行機工業)、山口 正洋 (東北大)
D [ 基盤技術関連セッション ]

FR5B  ワークショップ

11月29日 (金)  14:00-16:00   Room 5 (アネックスホール F205)
高出力パワーデバイスにおける熱経路としての基板
Substrate as Thermal Path in High Power Devices
オーガナイザ / 座長 : 宮本 恭幸 (東京工業大)
パワーアンプにおいて高い出力を得るために、基板側からの熱経路をどのように設計するか?は大きな問題であり、 周波数が高くなると効率が一般的には低くなることから、今後さらに問題として大きくなっていくと考えられる。
ここでは、GaN HEMTにおける基板選択、InP HBTにおけるサブコレクタ層以降の置き換え、 さらには異種基板張り合わせとその界面で発生する熱抵抗について、解説いただく。

キーワード : キーワード:窒化ガリウム、基板選択、基板張り合わせ、界面熱抵抗
※タイトルをクリックすると、ダイジェストの試し読みができます
1 基地局用GaN HEMTの熱設計
Thermal Design of GaN HEMT for Base Station
井上 和孝、米村 卓巳 (住友電工)
2 基板転写技術によるInP-HBT 放熱性改善
Heat Transfer Improvement of InP-HBTs by Transferred Substrate Technology
白鳥 悠太、星 拓也、松崎 秀昭 (NTT)
3 異種基板の張り合わせと界面熱抵抗
Bonding of Different Substrates and the Thermal Resistance Generated at the Interface
母 鳳文 (明星大、早稲田大)、須賀 唯知 (明星大)、Zhe Cheng、Samuel Graham (Georgia Inst. of Tech.)
E [ 基礎講座・超入門講座 ]

FR6A  基礎講座

11月29日 (金)  09:30-11:30   Room 6 (アネックスホール F206)
マイクロ波・ミリ波フィルタ設計法:基礎設計から応用設計まで
Design Theory of Microwave & Millimeter Wave Filters : From Fundamental Theory to Advance Theory
オーガナイザ / 座長 : 清水 隆志 (宇都宮大)
無線通信システムに欠かせない部品の一つにマイクロ波・ミリ波フィルタがあり、古くから様々な設計方法や実現方法が提案されてきた。
本基礎講座では、初学者を対象として、マイクロ波フィルタの古典的設計手法から最新の機能性を持ったフィルタ設計法まで設計例や実現例を用いて、 学生時代からマイクロ波フィルタ関連分野に長年関わってきたベテラン講師陣が分かりやすく解説する。

キーワード : 帯域通過フィルタ、設計理論、設計方法、機能性、マイクロ波、ミリ波
※タイトルをクリックすると、ダイジェストの試し読みができます
1 フィルタの基礎設計 - 共振器直結型フィルタの設計 -
Fundamental Design of a Bandpass Filter - Design Method of a Directcoupled Filter -
古神 義則 (宇都宮大)
2 フィルタの応用設計 - 機能性を持ったフィルタ設計 -
Advance Design of a Bandpass Filter "Design Method of a Functional Filter"
加屋野 博幸
D [ 基盤技術関連セッション ]

FR6B  ワークショップ

11月29日 (金)  14:00-16:00   Room 6 (アネックスホール F206)
無線LANの高速化とIoT対応、周波数共用技術 〜IEEE 802委員会における標準化の最新動向〜
Trends of High Efficiency, IoT and Resource Sharing Techniques of Wireless LANs
〜 Standardizations Activities in the IEEE 802 Committee 〜
オーガナイザ / 座長 : 井上 保彦 (NTT)
IEEE 802.11ac機器の普及により、無線LANでもギガビットクラスのデータ転送が可能になった。このような中、LAN (Local Area Network) / MAN (Metropolitan Area Network) 技術の標準化を行っているIEEE 802委員会では次世代LAN/MAN技術の標準化がすすめられている。
本セッションでは、まずIEEE 802.11作業班における次世代無線LANの標準化動向と、普及が始まったIEEE 802.11axの技術的内容を紹介する。 次に、現在製品化が急ピッチで進められている920MHz を使用する無線LANIEEE 802.11ah実用化の状況を紹介する。 最後に、課題が顕在化しつつあるアンライセンス帯でのリソース共用技術の標準化動向について解説する。

キーワード : 次世代無線LAN、標準化、低電力-長距離無線LAN、周波数共用
※タイトルをクリックすると、ダイジェストの試し読みができます
1 IEEE 802.11無線LANの標準化動向と802.11ax
Standardization Trends of the IEEE 802.11 Wireless LANs and 802.11ax
井上 保彦 (NTT)
2 実用化が進む低電力、長距離無線LAN IEEE 802.11ahの最新動向
Trends on the IEEE 802.11ah - Low Power, Long Range WLAN
長谷川 敏 (横河電機)
3 アンライセンス帯における周波数共用のための基礎技術
Basics of Resource Sharing Technique in the Unlicensed Spectrum
北沢 祥一 (室蘭工業大)
E [ 基礎講座・超入門講座 ]

FR7A  超入門講座

11月29日 (金)  10:30-12:00   Room 7 (展示ホール ワークショップ会場)
マイクロ波レーダー超入門
Basis and Practice for Microwave Radar
オーガナイザ : MWE 2019 展示委員会   座長 : 塩見 英久 (大阪大)
近年、マイクロ波レーダーは物体の距離・速度・位置・形状などの情報を遠隔計測できることから応用分野が拡がっており、 様々な分野の技術者がレーダーに触れる機会が増えている。
本講座ではレーダー技術を活用する際に役立つマイクロ波レーダーの基礎理論・ハードウェア・信号処理を異分野の技術者にも分かり易く説明すると共に、 更にパルスドップラーレーダーの気象観測への応用を解説する。

キーワード : レーダー方程式、レーダー反射断面積、レーダー装置、レーダー信号処理、ゲリラ豪雨
→ ダイジェストの試し読みができます (PDF)
1 マイクロ波レーダーの基礎理論
Fundamentals of Microwave Radar
阪本 卓也 (京都大)
2 マイクロ波レーダーの気象観測への応用
Meteorological Observation Radar
柏 卓夫 (古野電気)
3 総括的討論
Comprehensive Discussion
E [ 基礎講座・超入門講座 ]

FR7B  超入門講座

11月29日 (金)  14:00-15:30   Room 7 (展示ホール ワークショップ会場)
やさしく知りたい、電磁界シミュレータユーザーのためのマックスウェル方程式
Tutorial Lecture Regarding Maxwell's Equations for EM Simulator Users
オーガナイザ : IEICE エレクトロ二クスシミュレーション研究会、MWE 2019 展示委員会   座長 : 石橋 秀則 (三菱電機)
電磁界シミュレータは、無線通信技術や電子回路技術などのさまざまなエレクトロニクス分野に不可欠な設計ツールとなっており、 多分野のユーザーに幅広く使われている。 市販の電磁界シミュレータを用いることで、ユーザーはマクスウェル方程式に基づく電磁界理論を意識することなく電磁界解析を実行できるが、 不適切な条件設定などにより誤った解析に陥る弊害も多い。
本講座FR7Bでは、電磁界シミュレータユーザーにとって重要なのは、電磁界理論や解析手法に精通しなくても電磁界シミュレータを正しく利用出来ることの視点で、 シミュレータユーザーが正しく電磁界解析を行う上で重要となる、マックスウェル方程式およびその解析の概念的捉え方とその有益性について議論する。

キーワード : 電磁界シミュレーション、マックスウェル方程式、境界条件
→ ダイジェストの試し読みができます (PDF)
1 電磁界シミュレータユーザーにとってのマックスウェル方程式の意義と有益性
Benefits of Understanding Maxwell's Equations for EM Simulator Users
木村 秀明 (中部大)
2 マックスウェル方程式から始まる電磁界シミュレーションの仕組みの概念
Structure of EM Simulation Starting with Maxwell's Equations
園田 潤 (仙台高専)
3 マックスウェル方程式から学ぶ電磁界シミュレーション失敗事例とその対策
Learning from Maxwell's Equations: A Failure and Countermeasure Study of EM Simulations
淺沼 雅行 (構造計画研究所)、君島 正幸 (アドバンテスト研究所)

本ページの内容・写真等の無断転載を禁止します。All contents copyright @ MWE 2019 Steering Committee. All rights reserved.