Microwave Workshop & Exhibition: Nov. 25-27, 2015, Pacifico Yokohama,JAPAN
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Workshop Program

11月27日 (金)


C [ システム ]

FR1A  特別セッション

11月27日 (金)  09:00-11:30   Room 1 (アネックスホール F201+F202)
インテリジェントモビリティのためのマイクロ波技術
Microwave Technologies for Intelligent Mobility
オーガナイザ / 座長 : 真田 篤志 (山口大)

近年、国内外において自動車を中心とした移動体のインテリジェント化のためのマイクロ波技術への要求が高まっている。本特別セッションでは、ドイツおよびアメリカを中心としてこのインテリジェントモビリティのためのマイクロ波技術への取り組みの状況を紹介する。
まず、この問題に関するIEEE MTT-Sの取り組みをMTT-S PresidentのDr. Tim Leeに概説していただく。 また特にこのテーマにフォーカスされた2016年に米国サンディエゴにて開催予定の2016 IEEE MTT-S International Conference on Microwave Technologies for Intelligent Mobility(ICMIM2016)の最新情報をプログラム委員会の委員長である近藤博司博士より紹介していただく。 さらに最新の技術動向として、車載レーダ用の信号処理技術をドイツウルム大学のProf.Christian Waldschmidtに、合成開口の手法に基づく無線測位技術をドイツフリードリヒ・アレクサンダー大学エアランゲン=ニュルンベルクのProf. Martin Vossiekにそれぞれご紹介いただく。

キーワード : インテリジェントモビリティ、車載レーダ、イメージングレーダ、無線測位、RFID、リアルタイム測位システム
※タイトルをクリックすると、ダイジェストの試し読みができます (FR1A-1とFR1A-2は予稿無し)
1 Activities of IEEE MTT-S on Microwave Technologies for Intelligent Mobility
Activities of IEEE MTT-S on Microwave Technologies for Intelligent Mobility
Tim Lee (IEEE MTT-S President)
2 Introduction of ICMIM2016 in San Diego, USA
Introduction of ICMIM2016 in San Diego, USA
近藤 博司 (ICMIM2016 プログラム委員会 委員長)
3 Trends in Automotive Radar Signal Processing
Trends in Automotive Radar Signal Processing
Christian Waldschmidt (Univ. Ulm, Germany)
4 Wireless Local Positioning Based on Synthetic Apertures
Wireless Local Positioning Based on Synthetic Apertures
Martin Vossiek, Andreas Parr (Friedrich-Alexander-Universität Erlangen-Nürnberg (FAU), Germany)


C [ システム ]

FR1B  パネルセッション

11月27日 (金)  13:30-16:00   Room 1 (アネックスホール F201+F202)
ITSにおけるマイクロ波技術の果たす役割と課題
Roles and Challenges of Microwave Technologies in Intelligent Transport System
オーガナイザ : 武井 健 (日立製作所)、真田 篤志 (山口大)   座長 : 武井 健 (日立製作所)

次世代のITS通信システムにおいては、例えば5.8GHz/5.9GHz帯のWi-Fiなどの既存のシステムとの周波数共用による干渉が問題となっている。 この問題の解決には、行政を含めたアプリケーションレベルとマイクロ波デバイス・アンテナ・システムレベルが協調して取り組むことが重要となると考えられるが、今までこの問題についてはレイヤーを跨いだ議論の場すらなく進展していない。
本パネルセッションでは、川嶋 弘尚氏、広瀬 順一氏、福井 良太郎氏 (慶応大コ・モビリティー社会研究センター)、 高田 潤一氏 (東工大)、武井 健氏 (日立製作所)、平 明徳氏 (三菱電機)、岡崎 浩司氏 (NTTドコモ)他を迎え、 この問題に対して初めてレイヤーを超えて課題共有し解決の可能性について議論する。

キーワード : ITS、DSRC、電波干渉、低レイテンシ
※タイトルをクリックすると、ダイジェストの試し読みができます
ITSにおけるマイクロ波技術の果たす役割と課題
Roles and Challenges of Microwave Technologies in Intelligent Transport System
川嶋 弘尚、広瀬 順一、福井 良太郎 (慶応大)、高田 潤一 (東工大)、武井 健 (日立製作所)、
平 明徳 (三菱電機)、岡崎 浩司 (NTTドコモ) 他

A [ アクティブ回路 ]

FR2A  基礎講座

11月27日 (金)  09:00-11:30   Room 2 (アネックスホール F203)
Non-Foster素子を含む非分散メタマテリアルの基礎
Non-Dispersive Metamaterials Composed of Non-Foster Impedances
オーガナイザ / 座長 : 上田 哲也 (京都工繊大)

Non-Foster素子を含む非分散メタマテリアルをテーマに、その周辺技術について解説する。
伝送線路的なアプローチで左手系メタマテリアルを実現するCRLH 伝送線路の基礎理論とNon-Foster素子(負のキャパシタ、負のインダクタ)を作り出す負性インピーダンス変換器の動作原理について説明する。
これらを利用した「非分散メタマテリアル」の実現は未だ難しいものの、そのユニークな特性を紹介する。

キーワード : 左手系メタマテリアル、CRLH伝送線路、Non-Foster素子、非分散メタマテリアル
※タイトルをクリックすると、ダイジェストの試し読みができます
  Non-Foster素子を含む非分散メタマテリアルの基礎
Non-Dispersive Metamaterials Composed of Non-Foster Impedances
堀井 康史 (関西大)


C [ システム ]

FR2B  ワークショップ

11月27日 (金)  13:30-16:00   Room 2 (アネックスホール F203)
耐災害情報通信技術
Disaster Resilient ICT
オーガナイザ / 座長 : 若菜 弘充 (情報通信研究機構)

2011年3月11日東日本大震災において情報通信技術がその機能を充分に発揮できなかった教訓から、災害に強い情報通信技術の研究開発が産業界、学界、公的研究機関等の様々機関で実施されてきた。
本セッションでは政府プロジェクトSIP、災害時でも早急に通信サービスを確立する無人飛行機、移動式ICTユニット、可搬型マルチモード衛星地球局等を紹介する。

キーワード : 耐災害、情報通信技術、小型無人飛行機、ICTユニット、衛星通信
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1 SIP「レジリエントな防災・減災機能の強化」における災害情報の配信技術の研究
Information and Communications Technology in the Enhancement of Societal Resiliency Against Natural Disasters of the Strategic Innovation Promotion Program (SIP)
熊谷 博、浜口 清、及川 壽雄、西野 寿律 (情報通信研究機構)
2 空飛ぶ電波タワーで孤立地域を上空からつなぐ -小型無人飛行機による無線中継システムの開発と実証-
Development and Field Trials on Wireless Relay Using Small Unmanned Aircraft
- For Connecting Isolated Areas Via a Temporary Aerial Tower in the Large-Scale Disasters -
三浦 龍、小野 文枝、単 麟、加川 敏規、鄭 炳表、大和田 泰伯、浜口 清 (情報通信研究機構)
3 移動式ICTユニット(MDRU)の概要とフィリピンにおける実証実験について
Outline of Movable and Deployable ICT Resource Unit (MDRU) and the Feasibility Ftudy in the Philippines
鈴木 康夫、清水 芳孝 (NTT未来ねっと研究所)
4 災害時にも有効な可搬型マルチモードVSAT
Multi-Mode Portable VSAT for Disaster-Resilient Wireless Networks
末松 憲治、亀田 卓 (東北大)、小熊 博 (富山高等専門学校)、笹沼 満 (スカパー JSAT)、
江口 茂 (アイ・エスビー)、黒田 幸明 (サイバー創研)


C [ システム ]

FR3A  ワークショップ

11月27日 (金)  09:00-11:30   Room 3 (アネックスホール F204)
未来社会をかたどるIoTとその課題
IoT Creating Future Society and Its Issues
オーガナイザ : 藤島 実 (広島大)、濱崎 利彦 (広島工大)   座長 : 濱崎 利彦 (広島工大)

モノとモノがつながるIoT(Internet of Things)。IoTは従来のセンサーネットワークとはシステムとして何が違うのだろうか。 現実の物理的世界でモノとモノがつながる時、相互に交換される情報は、より直接的に働きかけるレベルでの処理となる。 一方、システムとして多機能化が進むようにネットワークは再構成可能となる。
本ワークショップではこのような観点からIoTのシステム的課題について議論を深めるとともに、情報交換の場としたい。

キーワード : IoT、電子デバイス、エネルギー、センシング、ネットワーク
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1 IoTが切り拓く未来:2つのストーリー
IoT Opens the Way to the Future
鈴木 誠 (東京大)
2 IoTを支える物理量の情報化は電子デバイス技術が鍵を握る
The Electronic Device Technology Holds the Key to "the Computerization of the Physical Quantity to Support IoT"
瀬志本 明 (新日本無線)
3 IoTを実現するためのエネルギーマネージメントシステム -時間の制御-
Energy Management System to Realize IoT -Time Control-
美齊津 摂夫、土田 幸宏 (ディー・クルー・テクノロジーズ)
4 IoT社会を支えるフロント技術 -センシング、ネットワーク、電源-
Front Technologies Expanding IoT Society -Sensing, Network and Power Supply-
桝井 昇一、中本 裕之 (富士通研究所)


C [ システム ]

FR3B  ワークショップ

11月27日 (金)  13:30-16:00   Room 3 (アネックスホール F204)
位置情報サービス技術のフロンティア
Frontier of Location-Based Service Technology
オーガナイザ / 座長 : 柴崎 亮介 (東京大)

位置情報サービス技術、すなわちリアルタイムに位置を計測する測位技術や位置情報を利用して様々なサービスに展開する技術は、社会の動態、たとえば人々やクルマの状況を明らかにし、センサ等と連携することでIoTから得られる情報に位置を付加し利用可能性を一層向上させている。一方、位置情報サービスの高度化にとって、無線通信技術の向上は欠かせない。
本ワークショップでは位置情報サービスの現状や将来展望を整理しながら、無線通信技術開発の今後の方向性を議論する。

キーワード : 位置情報サービス、リアルタイム測位技術、無線通信技術、将来動向、研究開発
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1 位置推定技術の研究動向
Research Trends of Localization
大槻 知明 (慶應大)
2 屋内外シームレス位置情報サービスの現在と展望 - 最新技術と今後 -
Indoor/Outdoor Seamless Location-Based Service - Present and Perspectives -
西尾 信彦 (立命館大)
3 移動体における高精度測位技術に関する現在と未来
Present and Future for the Moving Platform Using GNSS Based Precise Positioning Technique
久保 信明、土倉 弘子 (東京海洋大)


D [ 設計・測定技術 ]

FR6A  入門講座

11月27日 (金)  11:00-12:30   Room 6 (展示ホール ワークショップ会場)
Sパラメータ利用の落とし穴
Demystifying S Parameters : Confusion Surrounding S-Parameter Definitions
オーガナイザ : 真田 篤志 (山口大)   座長 : 荒木 純道 (東工大)

利用周波数の向上に伴い、Sパラメータに関する高度な知識と深い理解の必要性が高まっている。
「HFSSで受動素子のシミュレーションをしたらSパラの絶対値が1を越えてしまった。バグ?」「教科書通りにADS or Microwave Office or MATLABでTRL de-embeddingをやってみたが結果がおかしい。なんで?」「多段増幅器中 のある1段の利得を知りたい時は何を見ればいい?前も後ろも増幅器で50Ω終端じゃないから当該段のS21じゃないと思うんだけど…」
本講座では教科書にあまり書いていない重要事項を取り上げて解説する。

キーワード : Sパラメータ、基準インピーダンス、マイクロ波シミュレータ、電磁界シミュレータ
※タイトルをクリックすると、ダイジェストの試し読みができます
  Sパラメータ利用の落とし穴
Demystifying S Parameters : Confusion Surrounding S-Parameter Definitions
天川 修平 (広島大)


C [ システム ]

FR6B  入門講座

11月27日 (金)  13:00-14:30   Room 6 (展示ホール ワークショップ会場)
センサーネットワークシステム入門 −産業用IoTに不可欠な知識と技術−
Basics of Sensor Network Systems -Technology and Knowledge Essentials for Industral IoT-
オーガナイザ : 藤島 実 (広島大)、濱崎 利彦 (広島工大)   座長 : 吉田 毅 (広島大)

スマートデバイスは無線通信を上手く活用しており、今日では誰もが当たり前に使っている。これにより、様々な無線通信の活用の動きが加速している。特に我が国を含む先進国では、IoTを産業用途に活用する事例が着目されており、そこには実用的でかつ信頼性の高いセンサーネットワークシステムが不可欠である。
ここでは、国内外での実例を多数紹介するとともに、正しいセンサーネットワーク構築に必要な知識や技術を解説する。

キーワード : スマートデバイス、センサーネットワーク、産業システム
※タイトルをクリックすると、ダイジェストの試し読みができます
  センサーネットワークシステム入門 −産業用IoTに不可欠な知識と技術−
Basics of Sensor Network Systems -Technology and Knowledge Essentials for Industral IoT-
小林 純一、水谷 章成 (リニアテクノロジー)


C [ システム ]

FR6C  入門講座

11月27日 (金)  15:00-16:30   Room 6 (展示ホール ワークショップ会場)
ワイヤレスセンサーIC、徹底活用法
Wireless Sensing IC, In-Depth Utilization
オーガナイザ : 藤島 実 (広島大)、濱崎 利彦 (広島工大)   座長 : 天川 修平 (広島大)

ワイヤレスセンサーネットワーク実現にはセンサー、コネクティビティー、クラウド接続といったEnd to Endの統合的な設計、評価が必要である。
本講演では代表的なセンサー、コネクティビティーICを例にとり、 簡易デモンストレーションによる具体的な使い方からクラウドとの統合等を解説し、初学者の技術形成の一助となることを目指す。

キーワード : センサー、コネクティビティー、クラウド連携
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  ワイヤレスセンサー用IC、徹底活用法 −End to End のクラウド連携の実践−
Wireless Sensor IC, in-Depth Utilization -End to End Cloud Connection-
酒井 正充 (日本テキサス・インスツルメンツ)

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