Microwave Workshop & Exhibition: Nov. 25-27, 2015, Pacifico Yokohama,JAPAN
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MW カフェ

MWE 2015 新企画! MWカフェ

 

MWカフェは来場者にシステムやサービスの現在と将来像の紹介を通じて、「快適でやさしい社会を演出するマイクロ波技術」を実感頂く新企画です。
MWカフェはテーマセミナーとポスターセッションの二段構えで興味ある話題の間口を広げ、オープンカフェ形式の採用で講演者と参加者の距離感を近づけました。今回は衛星システムと医療分野のホットな話題をご用意して、数多くのご来場をお待ちしております。
MWカフェは集う方々に気さくな対話をきっかけとして、新たな気付きをもたらすことでしょう。

MWカフェ スケジュール

MWカフェ
コーナー
Room 7
(展示ホール
出展企業
セミナー会場)
11/25(水) 11/26(木) 11/27(金)
12:00-13:00 14:30- / 16:30-
(各30分)
終 日 11:30-12:30 12:30- / 14:30-
(各30分)
テーマセミナー (Room7) ポスターセッション
(Room7隣接ブース)
ポスター展示
(Room7隣接ブース)
テーマセミナー (Room7) ポスターセッション
(Room7隣接ブース)
「8Kスーパーハイビジョン衛星放送実験」
小島 政明 (日本放送協会)
「地上/衛星共用携帯電話システム (STICS)」
三浦 周 (NICT)
ポスターセッションで紹介する
ポスターの展示
「電磁波技術の医療・健康応用」
伊藤 公一 (千葉大学フロンティア医工学センター)
 
「マイクロ波エネルギーによる治療機器の開発とその特性評価」齊藤 一幸 (千葉大学フロンティア医工学センター)
「微弱電波帯ウェアラブル / インプラントヘルスケア通信機」王 建青 (名古屋工業大学)
「マイクロ波技術を用いたヘルスケアへの応用 -非接触睡眠計測-」堤 正和 (オムロンヘルスケア)
 


11月25日(水)


テーマセミナー/ポスターセッション

テーマセミナー 12:00-13:00 / ポスターセッション 14:30〜、16:30〜 (各30分)
8Kスーパーハイビジョン衛星放送実験
  小島 政明 (日本放送協会)

NHK技研公開2015において、放送衛星を用いた12GHz帯BS放送波(BS-17ch)による8Kスーパーハイビジョン衛星放送実験を実施した。送受信装置は、4K/8Kスーパーハイビジョン実用放送に向けて策定された標準規格(ARIB STD-B44 2.0版)に準拠している。 伝送パラメータ(16APSK(7/9)、ロールオフ率0.03)を用いたとき、占有帯域34.5MHzの条件下で約100Mbpsの伝送容量が確保できる。実験概要と受信の様子を報告する。



テーマセミナー/ポスターセッション

テーマセミナー 12:00-13:00 / ポスターセッション 14:30〜、16:30〜 (各30分)
地上/衛星共用携帯電話システム (STICS)
  三浦 周 (NICT)

地上/衛星共用携帯電話システム(STICS)は、災害・防災のための通信手段として地上系・衛星系移動通信の統合、 および地上系・衛星系移動通信の周波数共用による電波の有効利用を図ることを狙いとした通信システムである。
本発表では、STICSの研究開発を通じてこれまでに得られた研究成果や最近の状況について報告する。



11月26日(木)


ポスター展示

終 日   Room7 隣接ブース
 

11/25(水)と11/27(金)のポスターセッションで紹介するポスターを展示します。
※ 講演者によるプレゼンテーションはありません。



11月27日(金)


テーマセミナー

11:30-12:30   Room7  (展示ホール 出展企業セミナー会場)
電磁波技術の医療・健康応用
  伊藤 公一 (千葉大学フロンティア医工学センター)

近年、電磁波技術は通信や放送だけでなく、医療情報伝送、診断、治療などの医療分野やヘルスケア、介護等の様々な用途にも幅広く応用されている。 それらの共通点は、主として人体の近傍もしくは内部において電磁波を扱うことである。 一方、良く用いられる周波数帯は、短波帯からミリ波帯まで、非常に広範囲に亘る。
本講演では、まず、電磁波を用いた最先端医療機器やデバイスを研究開発する上で重要となる電磁波技術のポイントについて概説する。 次に、それらの実験的評価に必須となる人体ファントムについて概説する。さらに、電磁波技術を活用したデバイスの研究開発例を紹介する。



ポスターセッション

ポスターセッション 12:30〜、14:30〜 (各30分)   Room7 隣接ブース
マイクロ波エネルギーによる治療機器の開発とその特性評価
  齊藤 一幸 (千葉大学フロンティア医工学センター)

電磁波の通信・放送分野以外での応用の一つとして、マイクロ波が生体にあたえる熱的効果の医療への応用が研究されている。我々はこれまで、ハイパサーミアの一手法である組織内加温法に用いる微細径アンテナの一つである同軸スロットアンテナの開発を行い、このアンテナを用いた複数回の治療を経験したので、その概要を説明する。
さらに、現在、マイクロ波出力を高め生体組織を高温に加熱することによりこれを凝固させ、止血および出血を伴わない組織の切開を実現するための外科治療デバイスの開発を進めている。このデバイスについても概要を述べる。



ポスターセッション

ポスターセッション 12:30〜、14:30〜 (各30分)   Room7 隣接ブース
微弱電波帯ウェアラブル / インプラントヘルスケア通信機
  王 建青 (名古屋工業大学)

ウェアラブル/インプラント生体情報センシングから診断・治療までを統合するボディエリアネットワーク(BAN)を、ライセンス不要な10〜60MHz微弱電波帯広帯域通信方式で実現する通信機を開発した。 ウェアラブル通信では、人体通信技術を採用し、生体信号の検出と送信を同一電極を用いて時分割で実現し、インプラント通信では、磁性材の導入によりアンテナの超小型化を実現した。 試作機を用いて、最大10Mbpsの生体信号の高速伝送を人体・動物上で確認した。



ポスターセッション

ポスターセッション 12:30〜、14:30〜 (各30分)   Room7 隣接ブース
マイクロ波技術を用いたヘルスケアへの応用 -非接触睡眠計測-
  堤 正和 (オムロンヘルスケア)

オムロンでは、10.5GHz帯のマイクロ波を用いて、体動より睡眠状態を判定するセンサを開発し、2012年に一般および研究用途として発売した。 その機器開発・評価において、人体の電気特性や形状および動きを模擬した生体等価ファントムを千葉大学とともに開発し、マイクロ波での胸郭の動きのセンシングについて、基本性能評価を実施した。 さらに、実際の人を対象とした臨床試験において、終夜睡眠ポリグラフィの結果と比較することにより、機器の睡眠計測としての精度を確認した。


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