Microwave Workshop & Exhibition: Nov. 27 - 29, 2024, Pacifico Yokohama, JAPAN
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ワークショップ プログラム

11月29日 (金)

A [ 5G / 6G ]  F [ 基礎講座・超入門講座・インキュベーション講座 ]

FR1A  基礎講座

11月29日 (金)  09:30-11:30   Room 1 (アネックスホール F201)
ISACシステム実現に向けた方向推定の基礎
Fundamentals of Direction Estimation for Realization of ISAC Systems
オーガナイザ : 豊見本 和馬 (ソフトバンク(株))   座長 :本間 尚樹 (岩手大学)
第6世代移動通信での無線通信とセンシングの融合(ISAC)の実現に向けた議論が活発になっている。その中で、アレーアンテナを用いた方向推定アルゴリズムは、ターゲットの方向をセンシングするのに必要なキーテクノロジーになると考えられる。
本講座では、若手技術者、学生などを対象に、センシング(レーダ)とアレーアンテナの基礎、代表的な方向推定アルゴリズムの解説、MIMOレーダへの方向推定の拡張について、数式やシミュレーション結果を交えてご解説いただく。
・センシング(レーダ)とアレーアンテナ(SIMOアンテナ)の基礎
・代表的な方向推定アルゴリズムの解説〜ビームフォーマ法、Capon法、Music法、SAGE法、圧縮センシング法など
・MIMOアンテナを用いた方向推定への拡張

キーワード : アレーアンテナ、方向推定アルゴリズム、時空間信号処理、センシング(レーダ)

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1 ISACシステム実現に向けた方向推定の基礎
Fundamentals of Direction Estimation for Realization of ISAC Systems
菊間 信良 (名古屋工業大学)
E [ 将来技術・基盤技術 ]

FR1B  ワークショップ

11月29日 (金)  14:00-16:00   Room 1 (アネックスホール F201)
大規模量子コンピュータを実現するサプライチェーン産業化
Supply Chain Industrialization for Large-scale Quantum Computers
オーガナイザ :加屋野 博幸 ((国研)産業技術総合研究所、G-QuAT)  
座長 : 加屋野 博幸、堀部 雅弘 ((国研)産業技術総合研究所、G-QuAT)
これまでの量子コンピュータの研究開発は、量子ビットの操作や状態の検出といった物理現象の観測に重きを置かれ、研究者の知見や経験に基づきラボレベルの取組が中心となっている。昨今、量子コンピュータを研究開発の対象からツールとして利用する動きが加速しており、「産業製品」としての1000量子物理ビットを超える大規模な量子コンピュータの実現が必須となってきている。ただ、このような大規模な量子コンピュータを実現するためには、これまでのラボレベルの延長での量子コンピュータシステム開発では、性能、コスト、消費電力や品質保証など様々な点で限界があり、また、ごく限られたサプライヤーに依存した部素材の調達は、昨今の経済安全保障の観点からも量子コンピュータの産業化において世界的な課題となっている。そこで、大規模量子コンピュータに不可欠となる新たな部素材の開発をシステムレベルの設計からバックキャストするとともに、既存の製品開発フレームワーク (設計・シミュレーション・製造・評価のサイクル) と品質保証の仕組みを取り込むことで、産業レベルの大規模量子コンピュータを支えるサプライチェーン自体を産業化する取り組みを提案する。このスキームを十分理解することで、量子コンピュータ向けの部素材製品の開発は、さほど特殊な活動ではないことをご理解いただけると考えている。
本セッションでは、今後の量子コンピュータの進化と昨今の国際情勢を、マイクロ波システム設計・シミュレーションなどの技術と合わせて紹介する。

キーワード : 大規模量子コンピュータ、サプライチェーン、マイクロ波システム設計技術

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1 量子コンピュータ産業化と国際情勢
Quantum Computer Industrialization and International Trends
堀部 雅弘 ((国研)産業技術総合研究所、G-QuAT)
2 次世代量子コンピュータへの高周波回路シミュレーションによるアプローチ
Approach to the Next Generation Quantum Computer by Microwave Circuits Simulator
中原 段 (キーサイト・テクノロジー(株))
3 量子コンピュータのシステム設計およびそれを支えるテストベット技術
Quantum Computer System Design and Testbed Technology
加屋野 博幸 ((国研)産業技術総合研究所、G-QuAT)
A [ 5G / 6G ]  C [ IoT / Society 5.0 ]  D [ 無線電力伝送・エネルギー応用 ]

FR2A  ワークショップ

11月29日 (金)  09:30-11:30   Room 2 (アネックスホール F202)
スマートファクトリを支える情報・電力伝送統合6Gのための革新技術
Innovative 6G Technologies for Integrated Information and Power Transmission Supporting Smart Factories
オーガナイザ / 座長 : 亀田 卓 (広島大学)
インダストリーIoTを基盤としたスマートファクトリを実現するためには、情報だけでなく電力も無線で伝送し、時間・周波数・空間・電力などの多次元の無線資源を用途に応じて統合的かつ動的に割り当てることで、無線資源を効率よく利用することが必要不可欠となる。
本ワークショップでは、通信環境が厳しい屋内環境における無線資源の効率的な利用と情報・電力伝送のための無線資源の共用を目指したスマートファクトリ向け6G技術として、無線環境センシング技術、環境変化に適応する多次元資源割当技術、および大電力無線電力伝送のための電波の仮想保護エリア制御技術に関する最新の研究動向を紹介する。

キーワード : インダストリー IoT、資源割り当て、屋内位置推定、無線環境認識、マイクロ波給電、ビームフォーミング

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1 インダストリーIoT実現のための資源割り当て手法に関する検討
Resource Allocation Strategy Towards Realizing Industrial IoT
安達 宏一 (電気通信大学)
2 屋内位置推定を考慮したスマート工場向け無線環境認識
Radio Environment Recognition with Indoor Positioning for Smart Factory
藤井 威生 (電気通信大学)
3 マイクロ波給電における保護対象を考慮したビームフォーミング方式の研究開発
R&D on Beamforming Techniques Considering Protected Objects in Microwave Power Transfer
成末 義哲 (東京大学)
D [ 無線電力伝送・エネルギー応用 ]

FR2B  パネルセッション

11月29日 (金)  14:00-16:00   Room 2 (アネックスホール F202)
電磁波加熱技術がサステナブルなカーボンニュートラル社会を創出する
Microwave Heating Technology Creating Sustainable Society with the Carbon Neutrality
オーガナイザ / 座長 : 和田 雄二 (日本学術振興会産学協力委員会R024電磁波励起反応場委員会、(一社)ZeroC,東京科学大学 名誉教授)
カーボンニュートラル対策への解決策として、マイクロ波技術による産業電化は、重要な選択肢として開発を継続してゆく必要がある。日本学術振興会R024電磁波励起反応場委員会では、この問題を中心に据え、アカデミアと企業の委員が研究開発と実装化検討を通して協働することにより、2050年のゼロカーボン社会実現に向けて、活動をしている。
今回は、会員企業が有する技術、製品が、いかに産業電化に貢献できるか、という点に焦点を当て、話題提供を行い、現在、わたしたちが立っている座標を確認したい。

キーワード : マイクロ波化学、化学プロセス、産業電化、物質製造、物質処理、発振器、マイクロ波加熱、誘電加熱

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1 電磁波加熱による減圧式木材及び繊維乾燥装置
Decompression Type Wood and Fiber Drying Equipment using Electromagnetic Wave Heating
吉田 睦 (富士電波工機(株))
2 マイクロ波加熱の社会実装に向けた現在地
Present Stage for Social Implementation of Microwave Heating
木谷 径治 (マイクロ波化学(株))
3 酸化スカンジウム製錬技術の高度化に向けた装置開発と応用
Development of Equipment for Scandium Oxide Smelting Technology and its Application
大川 裕也 ((株)フルヤ金属)
4 工業用マグネトロンの動向 — カーボンニュートラル社会で求められるマイクロ波発振器 —
Trends in Industrial Magnetrons — Microwave Oscillators Needed in a Carbon-Neutral Society —
加藤 駿 (パナソニック(株))
※この講演のダイジェスト原稿は、論文形式となります。
5 マイクロ波化学プロセス設計のための次世代マルチフィジックスシミュレーション
Next-Generation Multiphysics Simulation for Microwave Chemical Process
福川 真、米 大海、橋口 真宜 (計測エンジニアリングシステム(株))
E [ 将来技術・基盤技術 ]

FR3A  ワークショップ

11月29日 (金)  09:30-11:30   Room 3 (アネックスホール F203)
マルチフィジックス / デジタルツインの最前線
The Cutting Edge of Multiphysics / Digital Twins
オーガナイザ / 座長 : 菊澤 隆司 (三菱電機(株))、平野 拓一 (東京都市大学)
シミュレーション技術を基礎としたマルチフィジックス / デジタルツインについて、各業界の最善線でご活躍の専門家に活用例・技術についてご講演いただく。
便利で豊かな社会を実現するためのデジタルトランスフォーメーション(DX)、サイバーフィジカルシステム(CPS)、デジタルツイン、また、効率的な製品開発を実現するモデルベース開発(MBD)、MBSE、CAEについて活用例をご紹介いただく。

キーワード : マルチフィジックス、デジタルツイン、デジタルトランスフォーメーション(DX)、サイバーフィジカルシステム(CPS)、モデルベース開発(MBD)、MBSE、CAE

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1 AI を活用した無線通信システムおよびセンシングシミュレーション技術の動向
Trends in AI-Driven Wireless Communication and Sensing Simulation Technology
田中 明美 (MathWorks Japan)
2 無線環境診断・予測サイバーフィジカルシステム — 産業現場の無線環境可視化技術 —
Cyber Physical System to Predict and Diagnose Radio Environment — Visualization of Radio Environment on Industrial Site —
武井 健 ((株)日立製作所)
※この講演のダイジェスト原稿は、論文形式となります。
E [ 将来技術・基盤技術 ]

FR3B  ワークショップ

11月29日 (金)  14:00-16:00   Room 3 (アネックスホール F203)
アンテナ・伝搬のための電磁界シミュレーション技術のフロンティア
Frontier of Electromagnetic Simulation Techniques for Antennas and Propagation
オーガナイザ / 座長 : 今野 佳祐 (東北大学)
アンテナ・伝搬分野の研究において、電磁界シミュレーション技術は不可欠な技術の1つである。。電磁界シミュレーション技術の発展に伴い、商用電磁界シミュレータを用いた高周波デバイスの設計は当たり前になってきているものの、電磁界シミュレータでは解くのが困難な問題もまだ多く残されている。
本ワークショップでは、モーメント法 (Method of moments, MoM) や有限差分時間領域 (Finite Difference Time Domain, FDTD) 法のような電磁界シミュレーション技術に焦点を合わせ、電磁界シミュレータで解くのが不可能、あるいは困難な問題を解くための最先端技術について紹介する。本ワークショップの主な題材は周期構造、人体の広帯域電磁界応答、および低周波の無線電力伝送である。

キーワード : アンテナ、伝搬,数値シミュレーション、モーメント法、FDTD法

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1 2次元無限周期構造上にあるアンテナの数値解析法
Numerical Analysis Method for Antennas Over Two-Dimensional Infinite Periodic Structure
今野 佳祐、陳 強 (東北大学)
2 FDTD法を用いた広帯域パルス電磁界の生体内エネルギー吸収量解析
Numerical Analysis of Energy Absorption of Electromagnetic Pulses in Biological Bodies with FDTD Method
チャカロタイ ジェドヴィスノプ ((国研)情報通信研究機構)
3 周期電磁波同散乱問題におけるモーメント法と櫻井杉浦法を用いた固有値解析
Eigenvalue Analysis of Periodic Electromagnetic Wave Scattering Problems with the MoM and SSM
新納 和樹 (三菱電機(株))、三澤 亮太 ((株)知能情報システム)、西村 直志 (京都大学)
4 インピーダンス展開法 — モーメント法に基づく無線電力伝送システムの回路モデリング手法 —
Impedance Expansion Method — Circuit Modeling Method for Wireless Power Transmission System Based on Method of Moments —
羽賀 望 (豊橋技術科学大学)
A [ 5G / 6G ]  E [ 将来技術・基盤技術 ]

FR4A  ワークショップ

11月29日 (金)  09:30-11:30   Room 4 (アネックスホール F204)
5G/次世代大容量通信に向けた電力増幅器の高効率化技術の最新動向
Latest Trends in High Efficiency Technology of Power Amplifiers for 5G/Next Generation High Capacity Communications
オーガナイザ : 鳥居 拓真 (三菱電機(株))   座長 : 田中 愼一 (芝浦工業大学)
5G/Beyond 5G/6Gにおいてデータ通信量の急激な増加が見込まれることから、高効率かつ線形な電力増幅器が必要とされている。しかし、電力増幅器の効率と線形性を同時に向上させることは、特に広い動作帯域や、変調帯域幅に対して非常に困難である。
本ワークショップでは、電力増幅器の高効率化・低歪化技術を取り上げ、その最新技術を紹介する。

キーワード : 5G、B5G、6G、電力増幅器、次世代通信、半導体、化合物、高効率、負荷変調、ドハティ、LMBA

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1 負荷変動耐性を備えた5G携帯端末用ドハティ増幅器
A Doherty Amplifier for 5G Handset with Load Variation Tolerance
今井 翔平、岡部 寛 ((株)村田製作所)
2 5G Massive-MIMO基地局用広帯域・高効率GaNドハティ増幅器モジュール
A Broadband and High Efficiency GaN Doherty Power Amplifier Module for 5G Massive-MIMO Base-Stations
坂田 修一、新庄 真太郎 (三菱電機(株))
3 S-LMBAの広帯域・高効率化に向けたCRLH線路スタブによる高調波処理技術
A High-Efficiency Wideband S-LMBA using Harmonic Tuning Techniques with CRLH Transmission Line Stubs
浅見 紘考 (住友電気工業(株))、住吉 高志 (住友電工デバイス・イノベーション(株))、西村 修一 (住友電気工業(株))、山本 洋 (住友電工デバイス・イノベーション(株))、前畠 貴 (住友電気工業(株))
A [ 5G / 6G ]  B [ ミリ波・テラヘルツ波 ]  E [ 将来技術・基盤技術 ]

FR4B  ワークショップ

11月29日 (金)  14:00-16:00   Room 4 (アネックスホール F204)
6G時代に向けたテラヘルツ波による超大容量無線LANの最新技術動向
Latest Technology Trends of Ultra-High Capacity Wireless LAN using Terahertz Waves for the 6G Era
オーガナイザ / 座長 : 清水 聡 ((株)国際電気通信基礎技術研究所)
テラヘルツ帯を用いた無線通信の研究開発は、従来の要素技術から、それを組み合わせたシステムやアプリケーションの構築に進化しつつある。
本セッションでは、6G時代の超大容量無線LANの実現に向けて研究全体の紹介をしたうえで、MIMO伝送を想定した電波伝搬、小型の端末への実装に向けたCMOSデバイス、無線LANとしてのシステムコンセプトや構成などについて説明する。

キーワード : 第6世代移動通信システム (6G)、テラヘルツ、電波伝搬、集積回路、CMOS、MAC、無線LAN

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1 『テラヘルツ波による超大容量無線LAN伝送技術の研究開発』の概要
Overview of "Research and Development of Ultra-Large Capacity Wireless LAN Transmission Technology using Terahertz Waves"
坂野 寿和 ((株)国際電気通信基礎技術研究所)
2 MIMO伝送システムに向けた300GHz帯電波伝搬特性評価
Evaluation of 300-GHz-Band Propagation Characteristics for MIMO Transmission Systems
枚田 明彦、長 敬三 (千葉工業大学)
3 2次元ビーム操作可能な300GHz帯CMOSトランシーバー
300-GHz-Band CMOS Transceiver with 2D Beam Steering
藤島 実 (広島大学)
4 テラヘルツ帯を活用した無線LANのシステムコンセプトと構成技術
System Concept and Component Technologies of Wireless LAN using Terahertz Bands
矢野 一人 ((株)国際電気通信基礎技術研究所)
A [ 5G / 6G ]  B [ ミリ波・テラヘルツ波 ]  E [ 将来技術・基盤技術 ]

FR5A  ワークショップ

11月29日 (金)  09:30-11:30   Room 5 (アネックスホール F205)
高周波数帯を利用した無線通信での商用導入を見据えたメタサーフェス技術の研究開発動向
R&D Trends in Metasurface Technology for Commercialization of Wireless Communications Using High Frequency Bands
オーガナイザ / 座長 : 豊見本 和馬 (ソフトバンク(株))
現在商用展開されている無線通信サービスでは、28GHz帯などのミリ波帯を用いてサービスが行われている。ミリ波帯は帯域が確保しやすく高速大容量通信に向いているという利点がある。一方で、伝搬損失の増加による不感地帯の増加や、大規模アレーアンテナ使用に伴う基地局運用費の増加などの課題も多い。今後ミリ波帯以上の周波数を積極的に活用するためには、前述の課題を解決する必要がある。そのため、メタサーフェス技術を活用したRIS (Reconfigurable Intelligent Surface) / IRS (Intelligent Reflecting Surface) によるエリアカバレッジを拡張する研究や、メタサーフェス技術を用いてビーム形成を効率的に行うリフレクト/トランスミットアレーアンテナの研究が盛んにおこなわれている。
] 本セッションでは、高周波数帯移動通信用メタサーフェス技術に関する研究開発についてご講演いただく。

キーワード : B5G/6G、無線LAN、メタサーフェス技術、リフレクト / トランスミットアレーアンテナ、ミリ波、RIS/IRS

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1 IRSの反射方向制御の一検討と実環境におけるIRS評価
A Study of IRS Reflection Direction Control and Evaluation of IRS in Actual Environment
芳野 真弓、萩原 弘樹 (日本電業工作(株))
2 ミリ波帯パッシブ型メタサーフェス反射板の開発と特性評価
Development and Characterization of Passive Metasurface Reflector in mmWave Band
白澤 嘉樹 (電気興業(株))
3 偏波独立制御型リフレクトアレーアンテナを用いたエリア形成の検討
Study of Mobile Coverage Area Formation using Polarization Independent Controlled Reflectarray Antennas
豊見本 和馬、保前 俊稀、池田 友典、山口 良 (ソフトバンク(株))、丸野 陽介、佐野 誠、福迫 武、久世 竜司 (熊本大学)
A [ 5G / 6G ]  B [ ミリ波・テラヘルツ波 ]  E [ 将来技術・基盤技術 ]

FR5B  ワークショップ

11月29日 (金)  14:00-16:00   Room 5 (アネックスホール F205)
最新の電波・光融合技術と応用展開
Advanced Microwave / Millimeter-Wave and Lightwave Fusion Technology and Applications
オーガナイザ / 座長 : 村田 博司 (三重大学)
近年、電波と光の融合領域についての研究開発が注目を集めている。次世代無線通信(Beyond-5G/6G)システムにおいて超高速度性や低遅延性、多数同時接続性を実現するためには、無線通信と光ファイバ通信とのシームレスな接続・変換がポイントになると考えられる。また、光ファイバ無線(Radio-over-Fiber: RoF)技術は、ミリ波アンテナ計測やインフラ非破壊検査・診断における有用性が認識され、応用研究が進められている。さらに、電波・光融合技術におけるキーデバイスであるLiNbO3光変調器についても、薄膜LiNbO3結晶(LNOI)技術を適用した高速・高性能デバイスが報告されている。
本ワークショップでは、電波・光融合技術に関する最新の研究開発動向について紹介する。

キーワード : 電波・光融合、光ファイバ無線、光変調、アンテナ計測、光電界センサ、LNOI

  ※タイトルをクリックすると、アブストラクトが閲覧できます
1 光・電波融合を支えるファイバ無線技術の進展と将来展望
Evolution and Future Prospects of Radio Over Fiber Technologies for Radio and Optical Convergence
菅野 敦史 (名古屋工業大学)
2 電波/光信号変換のための高速LNOI変調器
High-Speed LNOI Modulators for Signal Conversion from Radio to Light Waves
山口 祐也 ((国研)情報通信研究機構)
3 ミリ波周波数帯でのEOセンサ・RoFを用いたアンテナ計測システム
Antenna Measurement using the Electro-Optical Sensor and Radio-Over-Fiber Technique for the Millimeter Wave Band
黒川 悟、飴谷 充隆 ((国研)産業技術総合研究所)
4 マイクロ波導波モードと光ファイバ無線を用いたパイプライン診断・検査技術
Pipe-Line Diagnosis and Inspection Technology Utilizing Microwave Guided-Mode and Radio-Over-Fiber Technique
村田 博司 (三重大学)
F [ 基礎講座・超入門講座・インキュベーション講座 ]

FR6A  基礎講座

11月29日 (金)  09:30-11:30   Room 6 (アネックスホール F206)
アンテナ測定に関する基礎講座
Fundamental Technologies for Antenna Measurement
オーガナイザ / 座長 : 深沢 徹 (金沢工業大学)
各種通信やセンシング、電力伝送など電波を利用するシステムが幅広い分野で活用されるようになった。電波を利用するためにはアンテナは必須の技術であり、設計の妥当性検証や認証などのためにはその特性を測定することも必須となっている。
本基礎講座ではインピーダンス、放射パターンなどのアンテナ特性を測定するための基礎と、ミリ波・テラヘルツ波帯の放射指向性測定で重要となる近傍界アンテナ計測法の基礎について解説する。

キーワード : アンテナ、測定、インピーダンス、放射パターン、近傍界計測

  ※タイトルをクリックすると、アブストラクトが閲覧できます
1 アンテナ測定に関する基礎
Fundamentals of Antenna Measurement
石井 望 (新潟大学)
2 放射指向性測定のためのアンテナ近傍界計測の基礎
Fundamentals of Antenna Near-Field Measurement for Radiation Pattern Measurement
飴谷 充隆 ((国研)産業技術総合研究所)
A [ 5G / 6G ]  B [ ミリ波・テラヘルツ波 ]  E [ 将来技術・基盤技術 ]

FR6B  ワークショップ

11月29日 (金)  14:00-16:00   Room 6 (アネックスホール F206)
次世代の無線通信を担う電波伝搬研究の最前線
Cutting-Edge Research on Radio Propagation for Next-Generation Wireless Communication
オーガナイザ / 座長 :林 高弘 ((株)KDDI総合研究所)
近年、無線システムに要求されるユースケースは多様な環境・サービスへと拡大している。複雑に変化する通信品質をリアルタイムにサイバー空間上で模擬し、フィジカル空間でのネットワーク制御により安定した通信品質を維持することが重要となる。
本セッションでは、複雑な環境においても高精度、高速な電波伝搬特性の推定を実現するための研究についてご講演いただく。

キーワード : 電波伝搬、ミリ波、測定法、シミュレータ、量子アニーリング

  ※タイトルをクリックすると、アブストラクトが閲覧できます
1 ミリ波帯(30〜300GHz)移動通信実現に向けた建材反射特性の簡易測定法
Simplified Measurement Method of Building Material Reflection Characteristics for Millimeter Wave Band (30-300GHz) Mobile Communications
山口 良 (ソフトバンク(株))
2 6Gに向けた電波伝搬シミュレータの取組
Activities on Radio Propagation Simulator for 6G
北尾 光司郎、富永 貴大、須山 聡、久野 伸晃 ((株)NTTドコモ)
3 量子アニーラを利用した電波伝搬解析法
Radio Propagation Analysis Method using Quantum Annealers
今井 哲朗 (東京電機大学)、猪又 稔、山田 渉 (日本電信電話(株))
F [ 基礎講座・超入門講座・インキュベーション講座 ]

FR7A  超入門講座

11月29日 (金)  11:30-13:00   Room 7 (展示ホール ワークショップ会場)
初心者向け 90分で分かるアンテナと伝搬 〜基本・使い方・測り方〜
Antennas and Propagation for Beginners in 90 Minutes — Fundamentals, Applications, and Measurements —
オーガナイザ : MWE 2024 展示委員会   座長 : 杉山 勇太 (三菱電機(株))
近年、携帯電話やスマートフォンが普及し、無線通信が身近なものになっている。一方、アンテナは無線通信には欠かせない重要な構成要素であるが、いざ設計するとなると、その敷居が高いと感じている技術者が多くいると思われる。
本講座では、これまでアンテナに携わってこなかった技術者を主な対象とし、基本的なアンテナの種類やその特性を述べるとともに、アンテナ設計や測定について事例を交えながらわかりやすく解説する。

キーワード : アンテナ、電波伝搬、放射パターン、指向性、利得

→ 代表的なスライドをご覧いただけます (PDF)

※聴講者には講演スライドの印刷物を無料で配布します (事前・事後のデータ配布はありません)。
1 アンテナの基礎知識
Basic Knowledge of Antennas
坂本 寛明 (三菱電機(株))
2 アンテナ設計・測定・電波伝搬
Antenna Design, Measurement and Propagation
秋元 晋平 (三菱電機(株))
3 総括的討論
Comprehensive Discussion
F [ 基礎講座・超入門講座・インキュベーション講座 ]

FR7B  超入門講座

11月29日 (金)  14:00-15:30   Room 7 (展示ホール ワークショップ会場)
初めの一歩! Sパラメータとスミスチャート
First Step in S-Parameters and Smith-Chat For Designers
オーガナイザ : MWE 2024 展示委員会   座長 : 廣田 明通 (三菱電機(株))
マイクロ波回路の設計や測定では、Sパラメータが広く使われている。また、マイクロ波回路を設計する際には、インピーダンスマッチングを行うことが重要である。
そこで、本講座では、マイクロ波技術に興味を持つ初学者を主な対象に、Sパラメータの基礎について述べる。加えて、整合対象に回路を追加することによるインピーダンスのスミスチャート上での軌跡を追いながら整合回路設計の事例を示す。

キーワード : Sパラメータ、dB、挿入損失、リターンロス、VSWR、スミスチャート、インピーダンスマッチング

→ 代表的なスライドをご覧いただけます (PDF)

※聴講者には講演スライドの印刷物を無料で配布します (事前・事後のデータ配布はありません)。
1 Sパラメータとスミスチャートの基礎知識と実践
Basic Knowledge and Practice of S-Parameters and Smith-Chart
杉山 勇太 (三菱電機(株))
2 総括的討論
Comprehensive Discussion

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