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ワークショップ プログラム
11月30日 (水)
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WE1A 開会式
11月30日 (水) 10:00-10:10 Room 1 (アネックスホール F201+F202)
実行委員長挨拶
古神 義則 (宇都宮大学)A [ 5G関連セッション ]
WE1A 基調講演 1
11月30日 (水) 10:15-11:05 Room 1 (アネックスホール F201+F202)
電波行政の最新動向について
The Latest Radio Frequency Administration in Japan沼田 文彦 (総務省総合通信基盤局電波部電波政策課プロジェクト推進 室長)
現在、我が国の無線通信ネットワークは国民の日常生活や社会経済活動において重要な基盤となっている。
また、IoTが進展する中、医療・教育・農業等様々な分野で新たな電波利用が生まれることが予想されており、さらなる無線通信技術の高度化が期待されている。
このような状況を踏まえ、電波利用の現状や5G、IoTなど新たな無線システムの導入に向けた取組など、電波行政の最新動向について紹介する。
<→ ダイジェストの試し読みができます (PDF)>
このような状況を踏まえ、電波利用の現状や5G、IoTなど新たな無線システムの導入に向けた取組など、電波行政の最新動向について紹介する。
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1993年 4月 郵政省入省
2010年 8月 総務省情報流通行政局放送技術課技術企画官
2011年 9月 独立行政法人情報通信研究機構 サイバーセキュリティ研究所企画室長
2014年 8月 東日本旅客鉄道(株) 出向
2016年 7月 総務省総合通信基盤局電波部電波政策課プロジェクト推進 室長 (現職)
A [ 5G関連セッション ]
WE1A 基調講演 2
11月30日 (水) 11:10-12:00 Room 1 (アネックスホール F201+F202)
ミリ波帯ワイヤレスアクセスネットワークプロジェクトの概要 -第5世代移動通信システム(5G)へ向けて
Millimeter-Wave Wireless Access Network Project -Application to 5G Heterogeneous Cellular Networks-安藤 真 (東京工業大学 理事・副学長(研究))
急激なトラヒックの増加が移動体通信の周波数ひっ迫の要因となっている。
ネットワークの「高速大容量化」の要求は高い周波数への移行を促したものの、「いつでもどこでも」が優先的に求められる移動体通信では、ミリ波の利用は敬遠されてきた経緯がある。
ミリ波帯を併用するHetNet構想は、第5世代移動通信システム(5G)において、相反する要求を併せ容れるものとして期待されている。
ここでは、9年に亘り推進されたミリ波帯プロジェクト(東工大と延べ6企業)の成果を述べる。
<→ ダイジェストの試し読みができます (PDF)>
ここでは、9年に亘り推進されたミリ波帯プロジェクト(東工大と延べ6企業)の成果を述べる。
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1974年 3月 東京工業大学工学部卒業
1979年 3月 東京工業大学大学院理工学研究電気電子工学専攻博士課程修了
1979年 4月 日本電信電話公社入社 横須賀電気通信研究所勤務
1982年12月 東京工業大学工学部電子物理工学科助手
1995年 4月〜 東京工業大学工学部電気電子工学科教授
2015年 4月 東京工業大学理事・副学長(研究) 現在に至る
表彰等:
1992年 井上賞
1993年 電子情報通信学会 業績賞
1993年、2006年、2009年、2016年 電子情報通信学会 論文賞、レター論文賞など
2004年、2006年 電波功績賞大臣表彰、情報化促進貢献総務大臣表彰
2011年 IEEE-IMWS2011、Best Paper Award
2011年、2012年、2013年 APMC2011、2012年、2013年Best Paper Award
2013年 電子情報通信学会 功績賞
主な著書:
「アンテナ入門」(訳) : 安藤 真訳、F.R.Connor原著; 森北出版(1989)
「電磁波問題の基礎解析法」(分担) :山下栄吉監修、第7章;電子情報通信学会(1987), 英訳'ARTECH HOUSE(1990)
「電磁波問題解析の実際」(分担) : 山下栄吉監修、第4章;電子情報通信学会(1993), 英訳'ARTECH HOUSE(1996)
その他:
2001年〜 総務省情報通信審議会 専門委員、委員
2009年 President、IEEE Antennas and Propagation Society
2011年〜 Vice president、国際電波科学連合 (URSI)
2013年 電子情報通信学会 副会長
2013年〜 Co-Chair ISAP 国際運営委員会
2015年〜 テラヘルツシステム応用推進協議会 会長
A [ 5G関連セッション ]
WE1B ワークショップ
11月30日 (水) 14:00-16:00 Room 1 (アネックスホール F201+F202)
5Gコアテクノロジー
5G Core Technologiesオーガナイザ : 奥村 幸彦 (NTTドコモ) 座長 : 三瓶 政一 (大阪大)
第5世代移動通信システム、すなわち5Gでは、将来のサービスの高度化及び多様化に伴って飛躍的に増大することが予測されるトラフィックへの対応やデータ通信の高速化要求に応えられるものでなくてはならない。
本セッションでは、同システムの実現に向け平成27年度より推進されている総務省「第5世代移動通信システム実現に向けた研究開発」の内容を、代表研究機関より紹介する。
キーワード : 5G、大容量化技術、高速・低消費電力無線アクセス技術、協調制御基盤技術
本セッションでは、同システムの実現に向け平成27年度より推進されている総務省「第5世代移動通信システム実現に向けた研究開発」の内容を、代表研究機関より紹介する。
キーワード : 5G、大容量化技術、高速・低消費電力無線アクセス技術、協調制御基盤技術
<※タイトルをクリックすると、ダイジェストの試し読みができます>
- 1 5G実現に向けた超高密度マルチバンド・マルチアクセス多層セル構成による大容量化技術の研究開発
- 5G R&D Activities for High Capacity Technologies with Ultra High-Density Multi-Band and Multi-Access Layered Cells
関 宏之、箕輪 守彦 (富士通)
- 2 5G実現に向けた高周波数帯・広帯域超多素子アンテナによる高速・低消費電力無線アクセス技術の研究開発
- 5G R&D Activities for High Data Rate and Low-Power-Consumption Radio Access Technologies with Higher-Frequency-Band and Wider-Bandwidth Massive MIMO
奥村 幸彦、増野 淳、須山 聡、森広 芳文、浅井 孝浩、楢橋 祥一 (NTTドコモ)
- 3 NICTにおける第5世代移動通信システムに関する研究開発 -協調制御フレームワークと周波数共用の実現-
- Research and Development on the Fifth Generation Mobile Communication Systems in NICT
- To Realize Coordinated Management Framework and Spectrum Sharing -
石津 健太郎、村上 誉、児島 史秀 (NICT)
H [ 初学者目線から本格的基礎理論まで ]
WE2B 基礎講座
11月30日 (水) 14:00-16:00 Room 2 (アネックスホール F203)
デジタル変調と信号解析の基礎
Introduction to Digital Modulation and Signal Analysesオーガナイザ / 座長 : 君島 正幸 (アドバンテスト研究所)
近年のデジタル無線通信で重要な技術である直交変復調とその解析方法を紹介する。変復調をフーリエ変換に基づく単純な数式のみでモデル化し、ふるまいの図解を試みる。
またRC-polyphase filterやヒルベルト変換を導入し、直交変復調との関係を考察する。
応用例として、特に広帯域通信で問題となるIQインバランスのモデルを示し、評価時の入力波形と応答の解析方法を紹介する。
キーワード : デジタル変調、直交変復調、ヒルベルトフィルタ、イメージリジェクション、IQインバランス
キーワード : デジタル変調、直交変復調、ヒルベルトフィルタ、イメージリジェクション、IQインバランス
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- デジタル変調と信号解析の基礎 -単純な信号解析及び図解による直交変復調の理解-
- Introduction to Digital Modulation and Signal Analyses
-Understanding Quadrature Modulation-Demodulation Using Simple Signal Analysis Techniques and Illustrations-
浅見 幸司 (アドバンテスト)
H [ 初学者目線から本格的基礎理論まで ]
WE3B 基礎講座
11月30日 (水) 14:00-16:00 Room 3 (アネックスホール F204)
高周波高速伝送路設計の基礎
Basic Lecture of Transmission Line Design for High Speed, High Frequency Applicationsオーガナイザ : 君島 正幸 (アドバンテスト研究所) 座長 : 中嶋 政幸 (村田製作所)
転送速度が1ギガビット/秒を超える付近から信号の減衰が顕在化して伝送品質が低下してくる。
これらの損失が伝送品質に及ぼす影響を定量的に説明し、アイパターンやジッタについて述べ、広いアイ開口を得る方法について解説する。
さらに、考え方が煩雑な、差動伝送におけるクロストークの理論的な解析を行い、線路長、周辺の回路定数などの影響について詳述する。
キーワード : 差動伝送、線路損失、アイパターン、ジッタ、差動クロストーク
キーワード : 差動伝送、線路損失、アイパターン、ジッタ、差動クロストーク
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- 高周波高速伝送路設計の基礎 -ギガビット伝送の基礎から差動クロストーク解析まで-
- Basic Lecture of Transmission Line Design for High Speed, High Frequency Applications
-Gigabit Transmission Gigabit Transmission : from Basic Theory, to Differential Cross-talk Analysis-
碓井 有三 (シグナルインテグリティ コンサルタント)
B [ 無線電力伝送、ミリ波関連セッション ]
WE4B ワークショップ
11月30日 (水) 14:00-16:00 Room 4 (アネックスホール F205)
ワイヤレス給電と電磁環境評価技術
Wireless Power Transfer and Its Estimation Technologies of Electromagnetic Compatibilityオーガナイザ / 座長 : 篠原 真毅 (京都大)
ワイヤレス給電の研究開発が世界中で加速しているが、今後の実用化のためには電磁環境評価を行い、既存ワイヤレスシステムと共存できることを示していかなければならない。
ワイヤレス給電はkHz-MHzの結合型と呼ばれる電磁誘導/共鳴送電と、UHFからマイクロ波帯を用いる遠距離ワイヤレス給電に大別できるが、本セッションでは両技術の電磁環境評価技術をカバーする。
キーワード : ワイヤレス給電、電磁誘導型ワイヤレス給電、マイクロ波送電、EMC
キーワード : ワイヤレス給電、電磁誘導型ワイヤレス給電、マイクロ波送電、EMC
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- 1 ワイヤレス電力伝送システムの利用周波数およびEMC規制に関する国際標準化の動向
- International Standardization Regarding Frequency Ranges and Emissions for WPT Systems
庄木 裕樹 (東芝)
- 2 ワイヤレス給電機器からの漏えい電磁界に関する評価・解析について
- Measurement and Analysis of Electromagnetic Field Leakage from WPT System
金子 哲也 (パナソニックシステムネットワークス開発研究所)
- 3 ワイヤレス給電の人体防護に関する標準化動向と植込み型医療機器EMI
- Recent Trends with Respect to Radio-Radiation Protection Standardization and EMI with Active Implantable Medical Devices from Wireless Power Transfer
大西 輝夫 (NTTドコモ)
- 4 ワイヤレス給電と無線LANの共存手法
- Coexistence Schemes for Wireless Power Transfer and Wireless LAN
山本 高至 (京都大)
E [ IoT 関連セッション ]
WE5B ワークショップ
11月30日 (水) 14:00-16:00 Room 5 (アネックスホール F206)
製造業や鉱業の現場における無線システムの課題と最新動向
Recent Trends and Issues of Wireless Systems in the Fields of the Manufacturing and Mining Industriesオーガナイザ : 丸橋 建一 (NEC)、古神 義則 (宇都宮大) 座長 : 武井 健 (日立製作所)
工場や鉱山の現場は、無線通信にとって過酷な環境である。電波伝搬の障害となる遮蔽物、機器が発するノイズ、古い製造装置や建設機械に付けられたレガシーな無線、閉空間にある多数の無線端末、異種の無線システムの混在など、考慮すべき課題は多い。
このような環境に、今後多くのセンサ、RFIDタグ、制御監視装置など、生産性の向上のため多数の無線システムの導入が期待されるが、それを阻む壁は何であろうか。
本ワークショップでは、現場で得られた「リアルな」データを基に、工場や鉱山で用いる無線端末や無線システムが必要とする技術と、その実現に向けての取り組みを紹介する。
キーワード : 工場無線、鉱山無線、無線環境、伝搬モデル、ハンドオーバー、M2M、IoT、計測
本ワークショップでは、現場で得られた「リアルな」データを基に、工場や鉱山で用いる無線端末や無線システムが必要とする技術と、その実現に向けての取り組みを紹介する。
キーワード : 工場無線、鉱山無線、無線環境、伝搬モデル、ハンドオーバー、M2M、IoT、計測
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- 1 製造現場における無線システムの課題 -Smart Resource Flow 無線プラットフォームの提案-
- Barriers to Utilize Wireless Systems in the Manufacturing Field -Proposal of Smart Resource Flow Wireless Platform-
丸橋 建一 (NICT/NEC)、長谷川 晃朗 (NICT/ATR)、板谷 聡子、児島 史秀 (NICT)
- 2 実データを用いた製造現場の無線環境のモデル化
- Modeling of Wireless Environment Based on the Measurement Data in the Manufacturing Field
板谷 聡子 (NICT)、中島 健智 (NEC)
- 3 工場内における回転偏波無線通信と新デジタル無線アーキテクチャ
- The Rotating-Polarization-Wave Communication in the Factory Environment by Using a New Digital Radio Architecture
武井 健、青野 正裕 (日立製作所)
- 4 鉱山現場のM2M型無線通信ネットワーク構築
- Construction of M2M Radio Communication Network in Mine Site
山崎 良太 (日立製作所)、桐村 亮好(日立建機)
F [ 計測技術セッション ]
WE6B 超入門講座
11月30日 (水) 14:00-15:30 Room 6 (展示ホール ワークショップ会場)
マイクロ波回路測定のイロハ
Basis and Practice for Microwave Circuit Measurementsオーガナイザ : MWE 2016 展示委員会 座長 : 瀬川 隆央 (アンリツ)
超入門講座と題した2つの講座、WE6B並びにTH6Bの狙いは、中堅技術者が "こんなことは今さら聞けない" とか、若手・入門技術者が "こんなことを知らないのは恥ずかしい? こんな疑問を持つのは自分だけ?" といった問いかけにちゅうちょするような当たり前なことについて、あえて遠慮なく質疑・討論を交えながら、単純明快な回答や基本的な捉え方を持ち帰ってもらうことにある。
本講座WE6Bでは、技術者だけでなくマイクロ波に関わるすべての人に向けて、マイクロ波回路における測定項目やその測定方法の基本を述べるとともに、測定時の注意点など実践的な内容についても、わかりやすく解説する。
キーワード : マイクロ波回路測定、Sパラメータ、アクティブ回路、パッシブ回路、増幅器
本講座WE6Bでは、技術者だけでなくマイクロ波に関わるすべての人に向けて、マイクロ波回路における測定項目やその測定方法の基本を述べるとともに、測定時の注意点など実践的な内容についても、わかりやすく解説する。
キーワード : マイクロ波回路測定、Sパラメータ、アクティブ回路、パッシブ回路、増幅器
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- 1 マイクロ波回路測定の概要
- Overview of Microwave Measurements
加藤 礼 (日本無線)
- 2 パッシブ回路測定の基本と実践
- Practice of Passive Circuit Measurements
辻井 修 (キーサイト・テクノロジー)
- 3 アクティブ回路測定の基本と実践
- Practice of Active Circuit Measurements
井部 環奈 (ローデ・シュワルツ・ジャパン)
- 4 総括的討論
- Comprehensive Discussion