マイクロウェーブ展の見どころ・聴きどころ
(1) 『RFIDの基礎とそのビジネス展開』 11月29日(木)
マイクロウェーブ展の新企画として、一つのシステムを構成するための要素技術およびその融合技術の現状を、各界第一線でご活躍の研究者・技術者の方々に披露して頂き、その将来動向を議論する実践的セミナーを設けました。今回のテーマは「RFID」です。20世紀に開花した「携帯電話」に続く新たなボリュームゾーンのひとつとして、RFIDには技術的側面のみならずビジネス的見地からも熱い視線が注がれています。
このようなRFIDの
基礎講座「RFID入門」を2日目の午前中に、ワークショップ会場で企画致しました。
また同日午後には場所を展示ホール内セミナー会場に移し、この分野で先導役を努められる方々により、ノード(ID発行/送出)とターミナル(ID検知/受取)両極の技術動向とそのビジネス展開を徹底的に討論致します。この新たなボリュームゾーンを目指す方々には必見の本企画にぜひご来場下さい (
「RFID : 多様なシステム開発現場からの報告」)。
(2) 『システムおよび関連技術展示』 11月28日(水)〜30日(金)
マイクロウェーブ展では、毎年マイクロ波技術に関連するシステムと歴史のそれぞれについてについて展示を企画してきました。今年はそれぞれを有機的に結びつけ、無線システムとシステムを支える技術について、時間軸とポジションで展開する「システムおよび関連技術展示」にリニューアルいたします。
無線システムは衛星放送をピックアップいたしました。1960年代半ばに始まった研究開発は実験から実用化に至るまで様々な苦難・困難に直面します。それを乗り越え、進化・発展を遂げてきた衛星放送システムと関連技術について紹介いたします。好評を頂いている実物展示では歴史的な価値ある成果品を用意いたしました。特に開発当時の衛星搭載機器は必見です。
3日目午前の
ワークショップ11「無線システムの系譜―衛星放送技術の進化と発展―」は本展示と連携しております。本展示との相乗効果により、新鮮で深い理解に結びつける好機として是非ご聴講下さい。
なお、今回システムおよび関連技術展示の展示パネルと実物展示品の内容を、より深く理解頂けるよう音声ガイドを用意いたしました。
ご来場の皆様が本展示コーナーをご見学頂く際に、よりよきガイドとしてご利用下さい。
⇒ 音声ガイドのダウンロードはこちら
ワークショップセッションの聴きどころ