Microwave Workshop & Exhibition: Nov. 24-26, 2021, Pacifico Yokohama, JAPAN
Facebook MWE 2021 Official Page @MW_tenji マイクロウェーブ展展示委員会

ワークショップ プログラム

11月25日 (木)

F [ 基礎講座・入門講座 ]

TH1A  基礎講座

11月25日 (木)  09:15-10:55   Room 1 (アネックスホール F201+F202)
通信用増幅器の設計および実装技術の基礎
Basics of Design and Implementation Techniques for Power Amplifier for Communication
オーガナイザ : 加保 貴奈 (湘南工科大学)   座長 : 伊藤 康之 (湘南工科大学)
本講座では、5G/6Gなどの通信向けのマイクロ波およびミリ波帯の高出力増幅器について解説する。限られた周波数資源を有効活用するため、スペクトル帯域以上の情報量を送ることは、スマートフォンへの動画配信やあらゆるものがインターネット接続されるIoTサービスなど、我々の生活を快適にするために重要な技術である。一方で、無線信号は時間的に大きな振幅変動をもつことになり、高出力増幅器にとって大きな負担となっている。高出力増幅器には、平均出力電力の10倍以上の出力能力が求められ、かつ、入力電力に対する出力電力の高い直線性が必要となった。結果、消費電力と非線形性が増し、その対策が求められている。
本セッションでは、高出力増幅器の高性能、差別化にとって重要な高効率化技術と歪み補償技術、その実装技術について、理論から実践まで解説する。

キーワード : 高出力増幅器、マイクロ波、ミリ波、ドハティ増幅器、エンベロープトラッキング増幅器、デジタル増幅器、歪み補償技術
1 通信用高出力増幅器の設計および実装技術の基礎
— 役に立つ高出力増幅器設計とその実現について —
Basics of Design and Implementation Techniques for Power Amplifier for Communication
— Useful Design and the Realizing for Power Amplifier —
戸谷 一幸 ((株)ダイレクト・アール・エフ)
F [ 基礎講座・入門講座 ]

TH1B  基礎講座

11月25日 (木)  12:10-13:50   Room 1 (アネックスホール F201+F202)
アレーアンテナの基礎:無線通信システムにおける線形代数
Fundamentals of Array Antenna : Linear Algebra in Wireless Communication Systems
オーガナイザ / 座長 : 藤元 美俊 (福井大学)
高等数学の基礎として線形代数は広く学ばれている。
本基礎講座では、大学等で習う線形代数がアンテナおよび無線システムでどのように利用されているかを、例を交えながら解説する。本講義の目的は、聴講者が線形代数と物理が有機的につながることを実感すること、および、線形代数をアンテナおよび無線システムの解析のツールとして十分に理解し使いこなせるようになることである。

キーワード : アレーアンテナ、線形代数、無線システム、伝搬チャネル、MIMO
1 無線通信システムにおける線形代数
Linear Algebra in Wireless Communication Systems
菊間 信良 (名古屋工業大学)
A [ 5G / 6G ]

TH1C  ワークショップ

11月25日 (木)  14:35-16:15   Room 1 (アネックスホール F201+F202)
アレーアンテナ応用技術
Advanced Array Antenna Technologies
オーガナイザ / 座長 : 山口 良(ソフトバンク(株))
アレーアンテナは高利得・ビーム成形・干渉抑圧等の多様な機能を有するため、通信・計測分野においてキーテクノロジーとなっている。
本セッションでは、アレーアンテナ応用技術に関する2つの最新技術について紹介する。

キーワード : アレーアンテナ、MIMOレーダ、イメージング、MIMO伝送
1 ミリ波MIMOレーダによる高分解能ターゲットイメージング
High-Resolution Imaging of Targets by Using MW-MIMO Radar
山田 寛喜 (新潟大学)
2 偏波MIMO伝送における中継による通信エリア拡大効果
Communication Area Expansion Effect by Repeater in Polarized MIMO Transmission
藤元 美俊 (福井大学)
A [ 5G / 6G ] / B [ ミリ波・テラヘルツ波 ]

TH2A  ワークショップ

11月25日 (木)  09:30-11:10   Room 2 (アネックスホール F201+F202)
生体・環境センシングに向けたミリ波・テラヘルツ波技術の新展開
New Developments in Millimeter-wave and Terahertz Technologies for Biological and Environmental Sensing
オーガナイザ / 座長 : 門内 靖明 (慶應義塾大学)
ミリ波・テラヘルツ波帯のデバイス技術の進展に伴い、その波長の性質を活用したセンシングシステムへの応用が展開されている。
本セッションでは特に、生体やそれを取り巻く環境を、ミクロな細胞スケールからマクロな人体スケールまで様々なレンジで非接触・非侵襲・非破壊的に計測する最先端の研究開発事例を紹介する。また、それらの事例を通して、今後Beyond 5G時代に向け一層の進展が見込まれる高周波要素技術をシステム化し応用していくための視座を共有する。

キーワード : ミリ波センシング、テラヘルツ波センシング、レーダ、ナノカーボン、フレキシブル、バイオセンシング
1 ミリ波レーダによる人体センシング
Wireless Sensing of Human Body and Motion Using Millimeter-Wave Radar
阪本 卓也 (京都大学)
2 ナノカーボン膜によるテラヘルツ帯ソフトセンサーの開発
Development of a Terahertz Soft Sensor with Carbon Nanotube Film
鈴木 大地 ((国研)産業技術総合研究所)
3 微少量テラヘルツバイオセンシング技術が切り拓く新しいバイオメディカル応用
New Biomedical Applications Opened Up by Highly Sensitive Terahertz Biosensing Technology
芹田 和則 (大阪大学)
A [ 5G / 6G ] / B [ ミリ波・テラヘルツ波 ]

TH2B  ワークショップ

11月25日 (木)  12:25-14:05   Room 2 (アネックスホール F201+F202)
マイクロ波・ミリ波を用いたイメージング技術最前線
State-of-the-Art Imaging Technology Using Microwave and Millimeter-Wave
オーガナイザ / 座長 : 村田 博司 (三重大学)
マイクロ波・ミリ波を用いたイメージングは、非接触・非破壊で物体の情報・状態をリモートで測定・診断することができる重要なセンシング技術である。近年、マイクロ波・ミリ波イメージングにフォトニクス技術やベクトル信号処理技術を導入・融合させた新しい高性能システムが開発されており、セキュリティ応用・インフラ診断等への展開が始まっている。
本セッションでは、最新のマイクロ波・ミリ波イメージング技術について紹介する。

キーワード : マイクロ波イメージング、レーダー、セキュリティ、電波干渉計、光ファイバ無線、非破壊診断
1 ミリ波レーダを用いた滑走路異物監視システムの研究開発
Research and Development of Foreign Object Debris Detection System Based on Millimeter-Wave Radar
二ッ森 俊一 ((国研)電子航法研究所)
2 3Dミリ波レーダーの開発
3-Dimentional Millimeter-Wave Radar
能美 仁 (アルウェットテクノロジー(株))
3 セキュリティ検査のためのミリ波イメージャ — 危険物検出のための電波画像化技術 —
Millimeter-wave Imager for Security Applications
— Radio Imaging Technology for Detection of Dangerous Items —
米本 成人 ((国研)電子航法研究所)
4 パイプライン非破壊診断のためのマイクロ波イメージング
Microwave Imaging for Inspection of Dielectric-Material-Based Pipelines
村田 博司 (三重大学)
A [ 5G / 6G ] / C [ IoT / Society 5.0 ] / E [ 将来技術・基盤技術 ]

TH3A  特別セッション

11月25日 (木)  09:45-11:25   Room 3 (アネックスホール F205+F206)
サイバーフィジカル融合によるワイヤレスエミュレータの実現に向けた取り組み
Challenges to Wireless Emulator Based on Cyber-physical Fusion
オーガナイザ / 座長 : 松村 武 ((国研)情報通信研究機構)
サイバー空間とフィジカル空間を融合させたサイバーフィジカルシステム(CPS)は、Society5.0の実現に不可欠な基盤技術として様々な分野で検討が進んでいる。無線通信の分野でも、仮想環境上で電波伝搬を高精度に模擬し、アプリを含む物理デバイスの挙動を様々に検証できるワイヤレスエミュレータの研究開発が始まっており、無線通信を活用する様々なユースケースの検証基盤として整備することで、多様な事業者に多くのメリットをもたらすことが期待されている。
本ワークショップでは、研究開発の関係者にご登壇いただき、ワイヤレスエミュレータの技術的な課題や整備状況のみでなく、ユーザ目線で考える目標や期待について紹介する。

キーワード : サイバーフィジカル融合、ワイヤレスエミュレータ、テストベッド、スマートオフィス、電波可視化、ミリ波レーダ、自動走行
1 ワイヤレスエミュレータがもたらすパラダイムシフト
A Paradigm Shift Driven by Wireless Emulator
原田 博司 ((国研)情報通信研究機構、京都大学)、松村 武、児島 史秀 ((国研)情報通信研究機構)
2 ワイヤレスエミュレーションプロジェクトの概要とテストベッド環境の構築
Outline of Wireless Emulation Project Utilizing Testbed Environment
児島 史秀、宮地 利幸、松村 武、沢田 弘和、原井 洋明 ((国研)情報通信研究機構)、原田 博司 ((国研)情報通信研究機構、京都大学)
3 オフィス企画者が期待する電波可視化システム
Visualization Technology of Radio Waves Expected by Office Planners
坂口 綾華、坂本 賢亮、山川 裕生、三村 和香 (コクヨ(株))、沢田 浩和、児島 史秀、松村 武 ((国研)情報通信研究機構)
4 ITSや自動走行に求められるミリ波レーダ検証技術
— シミュレーションからエミュレーションの時代へ —
Millimeter-Wave Radar Verification Technology for ITS and Autonomous Driving
— From Simulation to Emulation Era —
錦織 義久、高橋 豊、岸田 正幸 ((株)OTSL)、松村 武、児島 史秀、沢田 浩和 ((国研)情報通信研究機構)、原田 博司 ((国研)情報通信研究機構、京都大学)
D [ 無線電力伝送・エネルギー応用 ]

TH3B  ワークショップ

11月25日 (木)  12:40-14:20   Room 3 (アネックスホール F205+F206)
マイクロ波加熱(化学)の社会実装に向けた部品・装置関連の最新技術
Recent Trend of Microwave-components and Related Module for Microwave Chemistry
オーガナイザ : 藤井 知 (豊橋技術科学大学)   座長 : 西岡 将輝 ((国研)産業技術総合研究所)
近年、マイクロ波化学では化学反応や材料プロセスにおいて、反応場に直接エネルギーを供給できることから、劇的な省エネルギー効果や化学反応収率を大幅に向上させることができるなど多くの魅力的な事例が発見されている。実際に化学メーカ等での生産手段としてマイクロ波化学を導入され始めている。さらに、一層、社会実装を進めるためには、従来加熱にない特徴に加え、マイクロ波だから出来る技術の利点を見出すことが求められる。これを支えるには、通信技術とは異なる、マイクロ波化学特有のデバイスを含む周辺技術の進展が欠かせない。
本ワークショップでは、直近のパワーデバイスの進展や、パワーデバイスを使ったマイクロ波加熱・マイクロ波ランプの最新技術を紹介し、パネルディスカッションでは、それぞれが抱える課題などを含め、議論する。

キーワード : マイクロ波化学、パワートランジタ、シングルモード型アプリケータ、マイクロ波ランプ
1 マイクロ波帯ハイパワーアンプ応用を目指したダイヤモンドトランジスタの研究
Diamond Transistor Technology Towards Microwave High Power Amplifiers
嘉数 誠 (佐賀大学)、金 聖祐 (アダマンド並木精密宝石(株))
2 シングルモード型マイクロ波加熱装置の開発 — 簡易 誘電率 測定 機能の追加 —
Development of Single Mode Microwave Heating System
— Addition of Simple Dielectric Constant Measurement Function —
金盛 信哉、板垣 篤、萩原 幸輝 (凌和電子(株))
3 マイクロ波放電ランプおよびマイクロ波関連装置
Microwave Discharge Lamps and Microwave Related Apparatuses
神藤 正士、Kral Martin、Blajan Gabriel Marius、Husarik Jan ((株)プラズマアプリケーションズ)
4[パネルディスカッション] マイクロ波加熱(化学)のより一層の社会実装に向けた部品・周辺技術の進展について
Recent Trend of Microwave-Components and Related Module for Microwave Chemistry
[パネラー]
和田 雄二 (R024電磁波励起反応場委員会委員長 / 東京工業大学 特任・名誉教授 / マイクロ波化学(株))
嘉数 誠 (佐賀大学)
神藤 正士 ((株)プラズマアプリケーションズ)
西岡 将輝 ((国研)産業技術総合研究所)
[モデレータ]
藤井 知 (豊橋技術科学大学)
F [ 基礎講座・入門講座 ]

TH4A  超入門講座

11月25日 (木)  10:30-12:00   Room 4 (展示ホール ワークショップ会場)
現場で活かせる! Sパラメータ超入門
Introductory Course on S-parameters for Designers
オーガナイザ : MWE 2021 展示委員会   座長 : 河合 正 (兵庫県立大学)
マイクロ波回路の設計や測定では、Sパラメータが広く使われている。近年、回路シミュレータや電磁界シミュレータが益々便利になっており、Sパラメータを自分で計算する機会が減っていると思われる。そのことにより、初心者はマイクロ波回路を難しいと感じている。
そこで、本講座では、マイクロ波回路は難しいと感じている技術者やマイクロ波技術に興味を持つ初学者を主な対象に、Sパラメータの基礎について述べる。また、Sパラメータを計算した事例を説明し、マイクロ波回路設計の一助になることを示す。

キーワード : Sパラメータ、Fパラメータ、受動回路、終端器、ループ方向性結合器
1 現場で活かせる! Sパラメータ超入門
Introductory Course on S-Parameters for Designers
春田 将人 ((株)アドバンテスト)
F [ 基礎講座・入門講座 ]

TH4B  超入門講座

11月25日 (木)  14:00-15:30   Room 4 (展示ホール ワークショップ会場)
無線通信装置のしくみ超入門
How do Mobile Phones Work?
オーガナイザ : MWE 2021 展示委員会   座長 : 春田 将人 ((株)アドバンテスト)
携帯電話やスマートフォンの普及によって無線通信は大変身近なものとなった。一方で、携帯電話を代表とする無線通信装置が具体的にどのように構成され、どのように機能しているかについては、あまり知られてはいないのではないだろうか。
本講座TH4Bでは、これから回路開発、装置開発、無線通信を応用したサービス展開など、様々な形で無線通信に携わることとなる技術者を主な対象に、以下について最新の事例を交えながらわかりやすく解説する。
1) 無線通信の基礎と携帯電話における無線部構成の実例
2) 無線部を構成する要素回路とその動作原理。

キーワード : 無線通信装置、携帯電話、フィルタ、電力増幅器、低雑音増幅器、ミキサ、電圧制御発振器、変復調器
1 無線通信の基礎と無線通信装置の実例
Fundamentals of Wireless Communication and Examples of Wireless Communication Device
岡部 寛 ((株)村田製作所)
2 無線通信装置の回路素子とその動作原理
Introduction to Element Circuits for Wireless Communication
田中 聡 ((株)村田製作所)
3 総括的討論
Comprehensive Discussion

本ページの内容・写真等の無断転載を禁止します。All contents copyright @ MWE 2021 Steering Committee. All rights reserved.