Microwave Workshop & Exhibition:Dec.10-12,2014 in Pacifico Yokohama,JAPAN
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ごあいさつ

Microwave Workshops and Exhibition (MWE 2014)を、12月10日(水)〜12日(金)の3日間、パシフィコ横浜で電子情報通信学会APMC国内委員会主催により開催いたします。 MWEは、4年毎に日本で開催される国際会議APMC(Asia-Pacific Microwave Conference)の成果を継承・発展させることを目的に1991年から継続されているマイクロ波分野 における国内最大の技術講演・展示会です。最先端技術や将来ビジョンを紹介するワークショップと、技術者育成のための基礎・入門講座、最新製品を紹介するマイクロ ウェーブ展からなり、『ここにくれば、マイクロ波の基礎、新技術、将来ビジョン、新製品を全て一望できる』と評価されるようになりました。

近年、エネルギー問題や地球温暖化、少子高齢化などの諸問題に直面し、従来の高度成長や物の豊かさを追求する社会から、人を中心とした、人を大切にする新しい社会 システムの構築が求められています。そのような社会システムの基盤となる情報・通信システムやエネルギーシステムにおいて、マイクロ波技術はどのような役割を担い 貢献できるかを、MWE 2014 では「マイクロ波技術の最前線と夢」を基調コンセプトに考えていきたいと思います。

開会式の基調講演では、石川容平氏(京都大学生存圏研究所 特任教授)より「マイクロ波ミラー衛星と海洋インバースダムを中核としたグローバルスマートグリッド構想 −究極の再エネと究極の省エネを狙う−」と題して、グローバルなエネルギー供給とマイクロ波技術の役割と夢についてご講演いただきます。また特別講演では、 田原康生氏(総務省総合通信基盤局電波部電波政策課 課長)より「電波政策の最新動向について」と題して、電波利用の現状や新たな無線システムの導入に向けた取組など、 最近の電波政策に関する動向についてご講演いただきます。

さらにMWE 2014 ではワークショップ13件を企画し、次世代携帯電話ネットワーク(5G)やミリ波大容量高速伝送、ITS通信システム、それらを支えるアクティブデバイスや パッシブデバイスなどの最新技術を発表・討論します。境界分野への取り組みとしてワイヤレス給電や未踏領域としてのテラヘルツ技術についても取り上げます。また、 初学者や若手技術者向けの基礎講座4件とマイクロ波の基礎技術をよりかみ砕いて解説する入門講座2件も企画しています。

マイクロウェーブ展では、内外400社を超える企業とおおよそ35の大学研究室の出展が予定されており、新製品・新技術・研究成果などを一堂にご覧いただけます。 歴史展示では2020年の東京オリンピック開催決定を受け、50年前の東京オリンピックに関連する史料展示を企画しています。また、出展製品に対応した企業セミナーも、 好評につき例年と同様に開催いたします。

このようにMWE 2014 が開催できますことは、ひとえに皆様のご支援、ご愛顧の賜物と厚くお礼申し上げますとともに、ぜひ皆様のご参加をお待ちしております。
最後に、MWE 2014 の開催にご尽力いただいた多くの方々に心からお礼申し上げます。

 
MWE 2014 実行委員会
委員長 常信 和清 (富士通研究所)

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