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ごあいさつ
Microwave Workshops & Exhibition (MWE)は、4年毎に日本で開催されるアジア・パシフィックマイクロ波国際会議(Asia-Pacific Microwave Conference(APMC))の成果を継承・発展させることを目的に1991年から継続する、マイクロ波分野における国内最大の技術講演・展示会です。技術者育成のための基礎・入門講座、最先端技術や将来ビジョンを紹介するワークショップ、そして最新製品を紹介するマイクロウェーブ展を一堂に集め、「ここにくれば、マイクロ波の基礎、新技術、将来ビジョン、新製品を全て一望できる」イベントとしてマイクロ波に関連する皆様の学術啓発や情報交換の場を提供しています。
MWE 2013は、11月27日(水)から11月29日(金)まで、パシフィコ横浜のアネックスホールと展示ホールで開催します。この3日間でのイベントでは、「スマートな生活を創造するワイヤレステクノロジー("Wireless Technology," Drivers for Smart Life)」を基調コンセプトに、私たちの生活とワイヤレス技術との関わりを考えていきます。開会式では、この基調コンセプトに沿って、竹内芳明氏(総務省 総合通信基盤局電波部電波政策課 課長)による基調講演「電波政策の最新動向について」と、荒木純道氏(東京工業大学 大学院理工学研究科 教授)による特別講演「ソフトウェア無線機の構築に向けて」をいただき、ワイヤレス技術の活用によって将来の生活がどのように豊かで賢く発展していくのかを展望します。 毎回恒例のワークショップは、会場をアネックスホールと展示ホールにわけて、ご参加される皆様により満足いただける講座を開催します。初学者を対象にした基礎講座4件に加え、マイクロ波の基礎技術をよりかみ砕いて解説する入門講座2件を新たに設けました。そして専門家向けには、ワイヤレス分野やマイクロ波に関連した最新技術を発表・討論する14件のワークショップも精力的に企画しています。さらに、最終日の午後には、特別セッションを設け、奥村善久氏(金沢工業大学 名誉教授)を始めとした日本の各世代の自動車電話・携帯電話システムの研究開発において活躍された方々より、ご講演をいただく予定です。 マイクロウェーブ展では、内外400社を超える企業とおよそ35の大学研究室の出展が予定され、例年同様に、新製品や新技術、最新の研究開発成果などを一堂にご覧いただくことができます。また、出展製品に対応した企業セミナーや、マイクロ波シミュレータの開発の歴史を俯瞰できる特別企画展示も準備しています。 MWE 2013がこのように開催できますことは、ひとえに皆様のご支援、ご愛顧の賜物と厚くお礼申し上げます。MWEがマイクロ波関連分野の更なる発展の一助となりますことを願って、皆様のご参加をお待ち申し上げます。
MWE 2013 実行委員会
委員長 九鬼 孝夫 (NHKエンジニアリングシステム)