展示製品の特徴

■電磁波の強度の絶対値を測定する熱型パワーメーターでは、電磁波を熱に変換する吸収体が搭載されている。ここで高精度・高感度・数秒応答の計測を実現するためには、良好な熱応答性と周波数に依存しない高い吸収率を両立することが必要となる。しかしながら、ミリ波・テラヘルツ域では材料特性に起因して吸収率と熱応答性の両立は難しい。

■弊社では樹脂3Dプリンタおよび無電解めっきを利用し、導電損失と構造効果による吸収機構を実現することで、吸収率と熱応答性の両立を達成した。当日は開発した吸収体について展示する。

■また光電融合技術においては電波領域の制御に加えて、光領域の制御も重要となる。弊社では広角低反射かつ超親水機能を持つ反射防止部材や高温・高湿下に優れたワイヤーグリッド偏光シート等を長年開発してきており、それら部材について展示する。