展示製品の特徴

■次世代無線通信(5G)においては、「大容量」「多数同時接続」「低遅延」といった特長のもと、多くの分野への適用が期待されており、大きな注目を集めています。その中でも大容量通信においては新たな周波数資源の活用としてミリ波(28GHz等)の利用が決定しています。その特徴としての "広帯域" での利用が可能である一方、空間での "減衰" などが問題となります。

■ミリ波帯領域での使用を念頭に、「広帯域」「高利得」のアンテナを弊社開発の低損失LTCC材料と独自構造により実現いたしました。

■アンテナを含むフロントエンドモジュールを弊社独自の多層基板技術により、ミリ波の信号が通る回路部分とアンテナとを一体化(C-AiP：Ceramic Antenna in Package)することで、小型・高集積化が可能であり、ミリ波で問題となる基板内伝送ロスの低減も期待されます。