Workshop Program

ワークショップ


B [ アクティブ回路 ]

ワークショップ 13

12月2日 (金)  09:00-11:45   F204 会議室
集積回路における次世代周波数変換回路技術
The Next Generation Frequency Conversion Technology in Integrated Circuits
オーガナイザ / 座長 : 伊藤 信之 (岡山県立大)
1ミリ波・準ミリ波帯の低消費電力発振回路とプリスケーラの開発
Low-Power VCO and Prescaler for Millimeter/Quasi-Millimeter-Wave Communication Systems
中村 宝弘 (日立製作所)
2AD-PLLを用いたポーラー変調送信機
Polar Transmitter Using All Digital PLL
小林 弘幸、香西 昌平、吉原 義昭、濱田 基嗣 (東芝)
3ミキサ回路の進化と発展
Evolution of Mixer Circuits
田中 聡 (ルネサスエレクトロニクス)
4広帯域受信機のための多相ダウンコンバータ
Polyphase Downconverter for Wideband Receivers
山路 隆文 (東芝)
この10年の間に、無線通信用トランシーバのアーキテクチャは、スーパーヘテロダインから、ダイレクトコンバーション、Low-IF、そして最近ではディジタルサンプリング技術へと大きな技術革新をしてきた。また無線通信のキャリア周波数も、ミリ波などの高い周波数を達成している。これらの技術革新の中で、周波数発振部と周波数変換部より構成される周波数変換回路は、無線通信用トランシーバにおいて常に最も重要な回路でありつづけた。
本セッションでは、集積回路におけるこれらの次世代周波数変換回路技術について議論する。

D [ システム ]

ワークショップ 14

12月2日 (金)  09:00-11:45   F205 会議室
次世代移動通信
Beyond Long-Term Evolution
オーガナイザ : 安達 文幸 (東北大)、楢橋 祥一 (NTTドコモ)   座長 : 樋口 健一 (東京理科大)
1LTEのさらなる発展と将来無線アクセス技術
LTE Enhancements and Future Radio Access
中村 武宏、岸山 祥久、ベンジャブール・アナス (NTTドコモ)
2モバイルデータトラヒック急増に対する次世代セルラシステム技術
Next Generation Cellular System Technologies to Deal with Tremendous Increase of Mobile Data Traffic
小西 聡 (KDDI研究所)
3LTE-Advancedの無線通信技術
Radio Communication Technologies for LTE-Advanced
平松 勝彦、星野 正幸、今村 大地 (パナソニック)
4増大するモバイルトラヒックを収容する次世代ワイヤレスネットワーク技術
Next Generation Wireless Network Technology to Accommodate the Growing Mobile Traffic
関 宏之、小林 崇春、木村 大 (富士通研究所)
携帯電話に代表される移動通信は、第3世代方式から3.9世代(LTE)へ、また、その先の次世代方式へと着実に進展している。
本セッションではLTEおよび次世代移動通信方式を支える無線アクセス技術、セルラシステム技術、次世代ワイヤレスネットワーク技術などの最新動向を紹介するとともに、移動通信キャリアおよびメーカそれぞれの立場から、移動通信の将来について展望する。

C [ アンテナ ]  D [ システム ]

ワークショップ 15

12月2日 (金)  09:00-11:45   F206 会議室
近距離無線を支配する電磁波現象
Understanding of the Key Phenomena for Designing Shortrange Wireless Communications
オーガナイザ / 座長 : 鹿子嶋 憲一 (茨城大)
1車車間通信を目的とした道路交差点の狭域における電波伝搬特性推定
Prediction of Short-Range Radio Wave Propagation at an Intersection for Inter-Vehicle Communication
柏 達也 (北見工大)
2レイトレース法とFDTD法の組合せによる産業プラント向け電波伝搬推定技術
Ray-Tace/FDTD Hybrid Prediction Method of Radio Wave Propagation to Design Wireless System for Plant Facilities
佐藤 義人、武井 健、今本 健二 (日立製作所)
3狭小なICT機器内空間における電波伝搬
Study of Radio Wave Propagation in Small Internal Space of ICT Equipment
伴 弘司、中本 成洋、岡 智広、上羽 正純 (ATR)
4RFID読み取り率向上の鍵を握る電磁波現象の解明
Important Electromagnetic Phenomena for a Practical Use of RFID Tags
武田 茂樹、鹿子嶋 憲一 (茨城大)
近距離空間でのワイヤレスシステムを効率的に実現するためには電波環境に即した特性把握が必須となる。「Site Specific」な電波特性を推定するための解析技術が種々開発されているが、これに加えて電波環境特有の電磁波物理を解明することがシステム構築に有効と考えられる。
このセッションでは、近距離または狭域空間における電波伝搬を特徴付ける電磁波現象を意識しつつ、電波特性推定法について議論する。

A [ パッシブ回路 ]

ワークショップ 16

12月2日 (金)  13:30-16:15   F203 会議室
マイクロ波/ミリ波/テラヘルツ波帯集積回路における受動素子、インタコネクション技術
Passive Devices and Interconnect Technologies on Microwave/Millimeter-wave/Terahertz-wave ICs
オーガナイザ / 座長 : 西川 健二郎 (鹿児島大)
2テラヘルツCMOS回路の評価法
Evaluation and Analysis of THz CMOS Circuits
高野 恭弥、片山 光亮、本良 瑞樹、藤島 実 (広島大)
3CMOS IC上のダミーフィルを考慮した伝送線路特性のシミュレーションおよび測定手法
Simulation and Measurement Technique of Transmission Lines with Dummy Fills on CMOS ICs
平野 拓一、岡田 健一、広川 二郎、安藤 真 (東工大)
4分布定数線路を用いたオンチップ受動素子の開発
Design of Transmission Line Based On-Chip Passive Elements
金谷 晴一、兼本 大輔、ポカレル ラメシュ、吉田 啓二 (九州大)
本ワークショップでは、ミリ波帯・テラヘルツ波帯集積回路を実現する上で重要なオンチップ上の受動素子、アンテナ、伝送線路及びインタコネクト技術に焦点を当て、化合物IC、Si CMOS IC両方の最新研究成果について述べると共に、今後の展望について議論する。

B [ アクティブ回路 ]

ワークショップ 17

12月2日 (金)  13:30-16:15   F204 会議室
電力増幅器の線形化技術と高効率増幅技術
Linearization and High-efficiency Techniques of Power Amplifiers
オーガナイザ / 座長 : 鈴木 恭宜 (NTTドコモ)
1デジタルプリディストーション技術による高効率電力増幅装置の開発
A Highly Efficient Adaptive Digital Predistortion Amplifier for Mobile Base Stations
久保 徳郎、長谷 和男、馬庭 透、中村 道春、吉川 俊英 (富士通研究所)
2動的歪補償回路を用いたWCDMA携帯端末用電力増幅器
Analysis and Design of a Dynamic Predistorter for WCDMA Handset Power Amplifiers
山之内 慎吾、國弘 和明 (NEC)、平山 知央 (ルネサスエレクトロニクス)、宮崎 孝 (NEC)、
樋田 光 (ルネサスエレクトロニクス)
3LTE基地局用エンベロープトラッキング増幅器
Envelope Tracking Amplifier for LTE Base Station
戸谷 一幸、丹後 英樹、橋長 達也、大西 政彦、志村 竜宏、平田 仁士 (住友電気工業)
4基地局用電力増幅器の高効率化手法
Efficiency Enhancement Techniques for Base Station Power Amplifiers
高橋 英紀、樫村 和則、石川 高暁、辻田 雅之 (日本無線)
移動通信用基地局装置および端末における消費電力削減の観点から、電力増幅器には低ひずみ・高効率増幅が求められる。
本セッションでは、プリディストーション技術を中心として、エンベロープトラッキング技術、高効率増幅器などの電力増幅器の線形化技術及び高効率増幅技術に関する研究開発成果を紹介する。

D [ システム ]

ワークショップ 18

12月2日 (金)  13:30-16:15   F205 会議室
アナログ停波後の新放送サービス
New Broadcasting Services after Analog TV Shutdown
オーガナイザ / 座長 : 大矢 智之 (mmbi)
1アナログ停波後の新モバイル放送サービスについて - 概要、消費者動向、将来動向など -
Mobile Broadcasting Services After Analog TV Shutdown - Trends, Overviews, and User Expectations -
山下 達朗 (野村総合研究所)
2V-LOW帯マルチメディア放送の最新状況
Development on V-LOW Multimedia Broadcasting Services
野口 周一 (VHF-LOW帯マルチメディア放送推進協議会)
3V-HIGH帯マルチメディア放送の最新状況
Development on V-HIGH Multimedia Broadcasting Services
大矢 智之 (mmbi)
4マルチメディア放送実現に向けた端末開発状況
Development on Multimedia Broadcasting Terminals
中野 吉朗 (シャープ)
2011年7月の地上波アナログTV放送終了後の周波数帯域の一部を利用して、新しい携帯端末向け放送サービスであるマルチメディア放送が開始される予定である。
本セッションでは、サービスやユーザ動向、技術開発に関するキーパーソンを迎え、その最新動向について議論を行う。

C [ アンテナ ]  D [ システム ]

ワークショップ 19

12月2日 (金)  13:30-16:15   F206 会議室
無線電力伝送 - kHz, MHz, GHz -
Wireless Power Transmission - kHz, MHz, GHz -
オーガナイザ / 座長 : 篠原 真毅 (京大)
1等価回路からみた電磁共鳴と電気自動車へのワイヤレス充電への適応
Equivalent Circuit of Electromagnetic Resonance Coupling and its Application in Electric Vehicle Wireless Charging System
居村 岳広 (東大)
2移動端末に対するフリーアクセス無線電力伝送システム
Free-Access Wireless Power Transfer System for Movable Handy Terminals
石崎 俊雄 (龍谷大)、粟井 郁雄 (リューテック)
3オープンリング共振器を用いたマイクロ波電力伝送
Microwave Power Transmission Using Open-ring Resonators Coupling
大野 泰夫 (徳島大)
4マイクロ波無線電力伝送におけるレクテナ技術
Rectenna Techniques for Microwave Wireless Power Transmission
藤森 和博 (岡山大)
無線電力伝送は現在最も注目されている技術である。特に共鳴送電に注目が集まるが、共鳴送電を含む様々な無線電力伝送はシステムやアプリによって様々な周波数を利用することができる。またどのような無線電力伝送技術を用いたとしても、電気として利用するためには整流回路が必須である。
本セッションでは様々な周波数を用いた無線電力伝送に焦点を当て、受電整流まで含めた実際的な無線電力伝送の実用化に向けた研究の取り組みを取り上げる。