Workshop Program

ワークショップ


B [ アクティブ回路 ]

ワークショップ 13    (英語セッション/English)

11月27日 (金)   09:00-11:45 F204 会議室
マイクロ波高出力デバイスの大信号測定、モデリング
Modeling and Evaluating Technologies for High Power Microwave Devices
オーガナイザ / 座長 : 井上 晃 (三菱電機)
1電磁界・半導体・熱・回路シミュレーションの統合化とマイクロ波回路応用
Microwave Circuit Design Techniques Interacting Electro-Magnetic Waves, Semiconductor Devices Structures and Thermal Phenomena
本城 和彦、石川 亮 (電通大)
2Physical Simulation of Transient Characteristics in Microwave AlGaN/GaN HEMTs
     and SiC MESFETs
 
Hans Hjelmgren、Per-Ake Nilsson、Niklas Rorsman、Kristoffer Andersson (Chalmers Univ. of Technology)
3Advanced Nonlinear Device Characterization Utilizing New Nonlinear Vector Network
     Analyzer and X-Parameters
 
Chad Gillease、David Root、Jason Horn、Loren Betts、Dan Gunyan (Agilent Technologies, Inc.)
4Waveform Engineering at RF Frequencies and Its Applications in Device Analysis
     and Amplifier Design
 
Johannes Benedikt (Mesuro Ltd.)
マイクロ波高出力デバイスの大信号測定、モデリングには、半導体物理から、マイクロ波回路設計、非線形特性の測定技術まで多岐にわたる技術が必要とされる。
本セッションでは、電磁界・半導体・熱・回路シミュレーションの統合化シミュレーション、AlGaN / GaN HEMTおよびSiCの半導体物理モデル、Xパラメータによる非線形マイクロ波特性のモデル化、時間波形測定について最新の技術成果を概観する。
 
Modeling and characterization of high power devices require quite wide range technologies such as semiconductor physics, microwave circuit, electromagnetic field, and high frequency nonlinear measurements.
In this session, recent results of these technologies are reviewed. The first presentation is the EM, semiconductor -heat and circuit integrated simulation. Then, physical transient simulations of microwave AlGaN/GaN HEMTs and SiC MESFETs are introduced. Modeling with X-parameters using a nonlinear network analyzer is also discussed. Finally, microwave time-domain measurement and its applications in device characterization and amplifier design are reviewed.

D [ システム ]

ワークショップ 14

11月27日 (金)   09:00-11:45 F205 会議室
新世代無線通信システムの研究開発 −その最前線、コグニティブ無線を中心に−
Research and Development on New Generation WirelessCommunications Systems
− Latest Research Results Based on Cognitive Radio Systems−
オーガナイザ / 座長 : 原田 博司 (NICT)
1コグニティブ無線技術による新世代無線通信システム実現に向けた取り組み
New Generation Wireless Communications Systems/Cognitive Radio Systems
- Overview, Current R&D Status, and Standardization Point of Views -
原田 博司 (NICT)
2周波数有効利用の観点から見た新世代無線システム −コグニティブ無線システム−
New Generation Wireless Communications Systems / Cognitive Radio Systems
- from Efficient Spectrum Usage Point of Views -
大矢 智之 (NTTドコモ)、太郎丸 真 (ATR)
3異種無線システム運用の観点から見た新世代無線システム / コグニティブ無線システム
New Generation Wireless Communications/Cognitive Radio Systems
- from Heterogeneous Wireless Systems Operation Point of Views -
鈴木 利則 (KDDI研究所)、植田 哲郎 (ATR)
4RFデバイスの観点から見た新世代無線システム / コグニティブ無線システム
New Generation Wireless Communication Systems / Cognitive Radio Systems
- from RF Device Point of Views -
下沢 充弘 (三菱電機)
電波利用ニーズはますます高度化・多様化しており、新たなニーズに適切に対応するため、電波の利用環境を認識し、その認識した結果を基に、無線通信に利用する周波数や方式などを無線機が自ら選択して通信を行うコグニティブ無線技術を用いた新世代無線通信システムの研究開発が行われている。
本セッションでは、このコグニティブ無線技術を用いた新世代無線通信システムに関する研究開発の取り組みをシステム構成、デバイス、オペレーションの観点から紹介する。

C [ アンテナ ]

ワークショップ 15

11月27日 (金)   09:00-11:45 F206 会議室
小型・薄型化アンテナのための最新の設計解析技術
Recent Design and Analytical Techniques for Small and Low-Profile Antennas
オーガナイザ / 座長 : 福迫 武 (熊本大)
1低姿勢アンテナの実現
Realization of Low-Profile Antennas
中野 久松 (法政大)
2アンテナ小形化の理論限界とアンテナの電気的空間占有体積
Fundamental Limitations on Small Antennas and the Electrically Occupied Antenna Volume
新井 宏之 (横浜国大)
3モーメント法によるアンテナ解析の高速化
Fast MoM Approach for Antenna Analysis
陳 強 (東北大)
4小形無線端末におけるアンテナ実装
Implementation of an Antenna for a Small Radio
深沢 徹 (三菱電機)
本セッションでは、アンテナの小型・薄型設計のために有用と思われる最新技術のいくつかを分かりやすく解説する。
まずは、金属板上に作成するアンテナの低姿勢化に寄与するEBG(Electromagnetic Band Gap)技術、次に、アンテナの小型化に関する理論限界と電気的な大きさの決定法、さらに、小型アンテナ設計に重要な高速解析技術、最後に、小型端末を対象としてアンテナの実装に関する諸技術について分かりやすく紹介する。

A [ パッシブ回路 ]

ワークショップ 16

11月27日 (金)   13:30-16:15 F203 会議室
IC内部の受動回路技術
On-Chip Passive Circuits
オーガナイザ / 座長 : 岡崎 浩司 (NTTドコモ)
1オンチップ受動素子の高性能化
On-Chip Passive Components
益 一哉、天川 修平、石原 昇 (東工大)
2ミリ波CMOS回路用オンチップ受動素子
On-Chip Passive Devices for Millimeter-Wave CMOS Circuits
藤島 実 (広島大)
3無線通信用集積化受動デバイスの現状
Current Status of Integrated Passive Device Technology for Wireless Communication
向山 和孝、稲井 誠、岡田 剛和 (村田製作所)
4IC上のハイブリッド回路の最新動向
Hybrid Circuits on MMIC
西川 健二郎 (NTT)
RF・マイクロ波集積回路(IC)の開発においては、如何に必要とされる性能を有する受動回路を小型かつ精度よく作りこめるかが重要なポイントである。特に現在注目を集めているSoC(System on Chip)を狙う高集積ICやミリ波用ICの高性能化にあたっては、その重要性が高い。
本セッションでは、IC内部の受動回路技術について、高Q化、高精度設計などの最新動向を分かりやすく解説する。

B [ アクティブ回路 ]

ワークショップ 17

11月27日 (金)   13:30-16:15 F204 会議室
高出力トランジスタの現状と展望
Current Status and Future Prospects of High Power Transistors
オーガナイザ / 座長 : 舘野 泰範 (ユーディナデバイス)
1バイオセンサー応用に向けた高性能ZnO薄膜トランジスタの開発
Development of High-Performance ZnO-Based Thin-Film Transistors for Bio-Sensing Applications
佐々 誠彦、小池 一歩、尾形 健一、矢野 満明、前元 利彦、井上 正崇 (大工大)
2マイクロ波SiCデバイス
Microwave SiC Devices
新井 学 (新日本無線)
3High Power GaAs and GaN Microwave Transistors
 
Ming-Yih Kao, Charles F. Campbell, Shuoqi Chen, Cathy Lee (TriQuint Semiconductor, Inc.)
4窒化ガリウムを用いた電子デバイス技術
GaN Electronic Devices
吉川 俊英 (富士通、富士通研究所)
マイクロ波帯およびRF帯では、SiC系、GaAs系やGaN系など、各種の材料・構造のデバイスがしのぎを削っている。市場シェアを確保するためには、デバイス特性だけでなく、製品コストや量産性も重要である。
本セッションでは、各種高出力トランジスタの最新動向を分かりやすく解説し、将来の展望について議論する。

D [ システム ]

ワークショップ 18

11月27日 (金)   13:30-16:15 F205 会議室
高機能ロボットを実現するための無線技術とその最新動向
Wireless Technologies and Recent Progress on Highly- Functional Robots
オーガナイザ : 川崎 繁男 (JAXA)、川島 宗也 (NTTアドバンステクノロジ) 
座長 : 川島 宗也 (NTTアドバンステクノロジ)
1ICT政策とネットワークロボット
ICT Policy and Network Robots
山口 修治 (総務省)
2ユビキタス・ロボティクス − 新しいロボットビジネスに向けて −
Ubiquitous Robotics
大場 光太郎 (産総研)
3MEMSセンサ・アクチュエータのための設計製作支援技術
Supportive Design and Process Technologies for MEMS Sensors and Actuators
年吉 洋 (東大)
4ロボットへの情報エネルギー伝送
Wireless Power Transmission to a Robot
川崎 繁男 (JAXA)、川島 宗也 (京大)
少子・高齢化による人手不足・介護等の社会問題や災害時の危険箇所での救助活動等、我々の社会活動を支えるロボットは近年非常に注目されている。ロボットは様々な状況や環境で動作することが求められるため、機構・センサー・無線通信技術等の様々な技術から成り立つ。
本セッションでは、ロボットに関する政策・ビジネス動向・最新の技術動向を紹介すると共に、ロボットに求められるマイクロ波技術および無線通信技術を展望する。

C [ アンテナ ]

ワークショップ 19

11月27日 (金)   13:30-16:15 F206 会議室
機能化アンテナ技術 − 回路一体化と可変化 −
Functional Antennas−Integrated Antennas and Tunable Antennas−
オーガナイザ / 座長 : 西野 有 (三菱電機)
1アクティブ集積フェーズドアレーアンテナとその進展
Trends of Active Integrated Phased Array Antennas
川崎 繁男 (JAXA)
2多層基板を用いたミリ波SoP用平面アンテナ
Planar Antenna Using Multi-Layer Substrate for Millimeter-Wave SoP
関 智弘 (NTT)
3周波数可変アンテナ
Frequency Tunable Antennas
西尾 真貴、堤 由佳子、尾林 秀一、庄木 裕樹、池橋 民雄、山崎 宏明、諸岡 翼 (東芝)
4偏波可変アンテナ
Polarization Tunable Antennas
西野 有 (三菱電機)
これまで、電磁波工学を駆使してさまざまなアンテナが生み出されてきた。また、複数のアンテナを用いてビーム走査を行うアンテナも登場した。更なる発展として、近年では能動回路をアンテナと一体化して高機能化を図ったアンテナや、MEMS技術等を用いてアンテナ素子の性能を変化させることのできるアンテナも登場している。
本セッションでは、これらの最近の機能化アンテナの実際の適用例から、今後を展望してみる。