Workshop Program

ワークショップ


B [ アクティブ回路 ]

ワークショップ 01

11月25日 (水)   13:30-16:15 F204 会議室
最新RFアナログ・デジタル融合技術
Mixed Analog-Digital Circuit Techniques for Mobile Applications
オーガナイザ / 座長 : 田中 聡 (ルネサステクノロジ)
1完全デジタルPLL技術の動向
Review of All Digital PLL
小林 春夫 (群馬大)、内藤 智洋、高橋 伸夫、壇 徹 (三洋半導体)
2パワーミキサアレイを用いた高効率高線形GHz帯ワット級送信機の開発
Power Mixer Array : An Efficient, Watt-Level, GHz-Range Transmitter for Non-Constant Envelope Signals
香西 昌平 (カリフォルニア工科大、東芝)、Ali Hajimiri (カリフォルニア工科大)
3伝達関数のΔΣ変調による新規フィルタチューニング手法
A Novel Tuning Scheme of Analog BPF Using Delta-Sigma Modulation of Its Transfer Function
間島 秀明、濱田 基嗣 (東芝)
4デジタルインターフェイス対応携帯電話用アナデジ混載RFIC技術
Techniques of Digital Interface RFICs for Multi-Mode Mobile Phones
赤峰 幸徳、上妻 央 (日立)、日笠 和彦 (ルネサステクノロジ)
RF回路とデジタル信号処理の融合はCMOSプロセスの微細化にともない広く浸透しつつある。これに伴い従来のアナログ回路を基本としたRF回路とは質的に異なる回路方式が提案され、製品にも活用された事例も増えている。
本セッションではPLL、送信回路、受信回路、トランシーバの各分野におけるアナログ・デジタル融合技術の最新動向を紹介する。

D [ システム ]

ワークショップ 02

11月25日 (水)   13:30-16:15 F205 会議室
アナログテレビ放送終了後の携帯端末向けマルチメディア放送
Mobile Multimedia Broadcasting to be Launched after Analog TV Switch-off
オーガナイザ / 座長 : 鴨田 浩和 (NHK)
1アナログ跡地の再編と携帯端末向けマルチメディア放送の海外動向
World Trend of "Digital Dividend" and Mobile Multimedia Broadcasting
飯塚 留美 (マルチメディア振興センター)
2VHF-LOW帯マルチメディア放送
Mobile Multimedia Broadcasting System on VHF-Low Band
上原 道宏 (NHK)
3マルチメディア放送方式 −ISDB-Tmmー
Mobile Multi-Media Broadcasting System - ISDB-Tmm -
廣野 二郎 (フジテレビ)
4マルチメディア放送方式 メディアフロー
Mobile Multimedia Broadcasting System: MediaFLO
内田 信行 (クアルコムジャパン)
2011年7月のアナログテレビジョン放送終了後のVHF帯を利用したサービスのひとつとして、新たな携帯端末向けマルチメディア放送の検討が進められている。
本セッションは、携帯端末向けマルチメディア放送の概要と海外動向を紹介し、実際に検討されている国内の3方式について解説する。

C [ アンテナ ]

ワークショップ 03

11月25日 (水)   13:30-16:15 F206 会議室
人体近傍の無線通信に関する最新技術動向
Recent Progress on Communication of Body Area Radiowaves
オーガナイザ / 座長 : 前山 利幸 (拓殖大)
1人体通信の概要と研究開発動向
Overview of Human Body Communication and R & D Trend
伊藤 公一 (千葉大)
2人体通信の技術と応用
Technology and Applications of Human Body Communication
根日屋 英之 (東京電機大、アンプレット)、久保田 吹雪 (東京電機大)、柴田 早紀、塚本 信夫 (アンプレット)
3電界型人体通信モジュールの開発 −伝える新・時代「人体通信」−
Development of Human Body Communication Module of Electric Field Type
−New Age to Transmit "Human Body Communication"−
横尾 兼一、蛇口 広行、吉行 仁志 (アルプス電気)
4電流方式と弾性波方式の人体通信
Human Body Communication Technology of Current Type and Ultrasonic Type
前山 利幸(拓殖大)
近年、ボディーエリアネットワーク(BAN)、人体通信、といった人体近傍または人体を伝送路として扱う近距離の無線通信技術の関心が高い。
本セッションでは、この近距離無線通信について、医療・ヘルスケアなどのアプリケーションからアンテナ、人体電磁ファントムなどの要素技術、実装技術に関して最新の動向を分かりやすく解説する。

A [ パッシブ回路 ]

ワークショップ 04

11月26日 (木)   09:00-11:45 F203 会議室
メタマテリアルの最新動向
Recent Progress in Metamaterials
オーガナイザ / 座長 : 上田 哲也 (京都工繊大)
1右手 / 左手系複合メタマテリアルを用いた漏れ波アンテナの最新動向
Recent Advances in Leaky Wave Antennas Based on Composite Right / Left-Handed Metamaterials
伊藤 龍男、Mohammed Reza M. Hashemi (UCLA)
2誘電体共振器からなる右手/左手系複合メタマテリアル
Dielectric-Resonator-Based CRLH Metamaterials
上田 哲也 (京都工繊大)、伊藤 龍男 (UCLA)
3テラヘルツ領域におけるメタマテリアルの開発
Development of Metamaterials in Terahertz Region
萩行 正憲 (阪大)
4メタマテリアル中の電磁波伝搬と無反射現象
Wave Propagation and No-Reflection Phenomena in Metamaterials
北野 正雄 (京大)
近年、メタマテリアルの概念に基く新しい機能を有する回路やアンテナがマイクロ波・ミリ波領域において実現されるようになってきた一方で、さらに上側の帯域であるテラヘルツや光領域で動作可能なメタマテリアルへの関心も高まってきた。
本ワークショップでは、マイクロ波領域における漏れ波アンテナ応用、構成方法に関する最新の研究動向から、テラヘルツさらに光領域のメタマテリアルに関する最新の研究動向と将来の展望について紹介する。

B [ アクティブ回路 ]

ワークショップ 05

11月26日 (木)   09:00-11:45 F204 会議室
RF-CMOS要素回路の最新動向
Recent Trend in RF-CMOS Circuit Technologies
オーガナイザ / 座長 : 前多 正 (NEC)
1RF-CMOS トランシーバフロントエンド回路の最新動向
Recent Trend of RF-CMOS Transceiver Front-End Circuit Technologies
前多 正 (NEC)
2無線機器用発振器の集積化でのチャレンジと設計手法
Challenges and Design Considerations for Integrated VCOs in Wireless Communications
陶山 研 (Epoch Microelectronics, Inc.)
30.6V、380μW、2.4GHz シングルゲートCMOSミキサ
A 0.6V, 380μ, 2.4GHz Single-Gate CMOS Mixer
出口 淳 (東芝)
4430MHz帯特小無線用低消費電力CMOSトランシーバ
Low Power CMOS Transceiver for the 430MHz Band Systems
林 錠二 (パナソニック)
携帯電話、ノートパソコンなどの携帯端末には、無線LAN、Bluetooth、GPS、ワンセグなど多様な無線インターフェースが標準搭載化されつつあり、このような進展を可能にする革新的回路への挑戦が続いている。
本セッションでは、無線通信の中核である携帯電話無線と、近距離無線通信の代表としてBluetooth及び430MHz-ISM帯無線のIC / LSIに焦点を絞り、特にRFアナログ部の小型・低消費電力化技術の最新動向を紹介する。

D [ システム ]

ワークショップ 06

11月26日 (木)   09:00-11:45 F205 会議室
ミリ波(60GHz) 標準化動向と標準化システム
Millimeter-Wave (60GHz) Standardization Trends and Standardized Systems
オーガナイザ / 座長 : 加藤 修三 (東北大)
1ミリ波(60GHz) 標準化アップデート
Millimeter-Wave (60GHz) Standardization Updates
加藤 修三 (東北大、NICT)
2ミリ波(60GHz) 標準-IEEE802.15.3c PHY及びMAC設計
Millimeter-Wave (60GHz) -IEEE802.15.3c PHY & MAC Design
原田 博司 (NICT)
3IEEE802.15.3c チャネルモデリング・アンテナ
IEEE802.15.3c Channel Modeling and Antennas
沢田 浩和 (東北大)、李 可人 (NICT)
4IEEE802.15.3c 対応ハードウェアの設計 
     −RF-CMOS 設計とモジュール評価技術−
Hardware Design Based on IEEE802.15.3c Specification
- RF-CMOS design and evaluation technique for module -
柴垣 信彦 (日立)
5アプリケーションから見た60GHz 帯ミリ波標準規格 
     −IEEE802.15.3c 対応ポータブルアプリケーション−
Millimeter wave applications and standards at 60GHz band
- Portable Applications based on IEEE802.802.15.3c Specifications -
高橋 和晃 (パナソニック)
本セッションでは、現在IEEE802.15.3cにて標準化が進められているミリ波(60GHz)システムの標準化動向を中心にミリ波(60GHz)標準化動向について簡単に触れ、標準化が最終段階にはいりつつあることから、PHY、MAC、種々の環境に耐えうるシステム設計、異種システム間の共存条件、チャネルモデル、ビームフォーミングアンテナ技術、ポータブル端末用面アンテナ、IEEE802.15.3c標準に準拠したハードウエア設計及び応用・製品例を中心に標準化されつつあるミリ波技術の最新動向を分かりやすく解説する。
本標準化は早ければ本年9月には完了する見込みであり、本MWEでは最終仕様の紹介が可能である。