今年のマイクロウェーブワークショップおよびマイクロウェーブ展(MWE : Microwave Workshops and Exhibition)は、11月30日(水)から12月2日(金)の間、パシフィコ横浜で開催されます。
MWEは国内マイクロ波技術分野の学術・産業・教育の発展に貢献すべく、関連分野の産官学協働コミュニティーを形成・継続させることを目的とした、電子情報通信学会APMC国内委員会主催のイベントです。1991年に設立して以来、講演者、出展社、来場者を含む関係各位から多大なご協力を頂きながら継続し、今年で実に21回目の開催となります。
今年の基調コンセプトは、「マイクロ波がデザインする新しい世界、そして日本」です。そこには、「未来の社会(世界)に向けてマイクロ波技術が果たす役割を発信しつつ、その中で日本がどのように進むべきか、また、どのような役割を果たすべきかを考えて行きましょう」という想いを込めています。
このようなコンセプトの基、まず開会式では下記の2件の基調講演を企画しました。
1) 「電波行政の最新動向」、総務省総合通信基盤局電波部電波政策課課長 田原康生氏のご講演
2) 「ミリ波帯ワイヤレスアクセスネットワークプロジェクトの概要 -第5世代移動通信システム(5G)へ向けて-」、東京工業大学副学長 安藤真先生のご講演
また、14のワークショップセッションを設け、5G要素技術、IoT基盤技術およびアプリケーション、ITS最新動向、無線電力伝送の実際技術に焦点を当て、各々のコアテクノロジーの動向と最新アプリケーションを紹介します。
さらに、合計12の基礎/入門/超入門講座により、若手技術者から初学者にいたる様々な層を対象に、マイクロ波技術を幅広く、基礎から応用にいたるまで解説します。
マイクロウェーブ展では、国内外500社に迫る企業と30以上の大学・高専等研究室の出展が予定されており、新製品・新技術・研究成果などを一堂にご覧頂けます。その他、例年以上に充実した展示会企画も用意いたします。
各々の詳細は、順次ご案内いたしますので、是非是非、ご期待ください。
MWE 2016が開催できますことを皆様のご支援ご愛顧の賜物と厚く御礼申しあげますとともに、国内マイクロ波関連分野の更なる発展の一助となりますことを願いつつ、皆様のご参加をお待ちいたしております。
MWE 2016 実行委員会
委員長 古神 義則 (宇都宮大学)
★ 実行委員長のごあいさつ(完全版)はこちら
→ http://apmc-mwe.org/mwe2016/ja_greeting.html