基礎講座
基礎講座 01
高周波増幅器設計の基礎 - パワーアンプを中心に -
吉増 敏彦 氏 (早稲田大学)

@)トランジスタの小信号特性と安定性について
A)小信号・狭帯域増幅器設計の基礎 (トランジスタが条件付き安定の場合について)
B)パワーアンプ設計の基礎 (出力、効率、入出力整合回路の設計手法など)
C)パワーアンプの線形性について (P1dBとOIP3、ピークファクタなど)
D)まとめ
基礎講座 02
分布定数線路モデルを用いたマイクロ波回路の考え方
古神 義則 氏 (宇都宮大学), 河合 正 氏 (兵庫県立大学), 真田 篤志 氏 (山口大学)

まずマイクロ波受動回路を考察する上で、簡便で有効なツールとなる分布定数線路モデルを解説します。
次にその分布定数線路モデルを用いて、共振器、フィルタ、方向性結合器、電力分配器/合成器などの基本的なマイクロ波回路、 さらには左手系メタマテリアルなどを用いた高機能回路の伝搬特性・動作原理を考察します。
本講座により、これら各種マイクロ波受動回路内の電磁界や信号伝搬の様子をイメージする
センスを身に付けて下さい。
基礎講座 03
ミリ波考学特論 - 基本的な考え方とその実態 -
黒木 太司 氏 (呉工業高等専門学校)

なおミリ波は、先行して実用化されたセンチ波 と光波の谷間に位置し、旧来より何度か華々しく開発プロジェクトが立ち上がりつつ も、決まって終焉を迎えるという歴史を繰り返してきました。講座の後半は、この悲 しき電磁波の実態と、それを如何に扱うべきかをテーマに、ご来場の皆様と議論して行きます(ディスカッション)。
基礎講座 04
高速デジタル信号伝送技術とその評価の基礎
- デジタル伝送と高周波伝送における設計思考のギャップをうめる -
石原 昇 氏 (東京工業大学)

本講座では、時間ドメイン特性と周波数ドメイン特性との関係を明らかにし、高速デジタル伝送回路を設計評価するための基本的な考え方を講義する。
基礎講座 05
発振回路の基礎 - NINOの概念とインポート行列法 -
大平 孝 氏 (豊橋技術科学大学)


この講座では、与えられた回路図 から紙と鉛筆だけでその発振周波数ならびに発振に必要なデバイス
利得を求める技を述べる。参加者は単に説明を聞くだけでなく、教室のホワイトボードや各自のノートで
具体的な演習課題に挑戦することで確実な理解定着を目指す。
基礎講座 06
新時代を切り開くマイクロ波エネルギー応用技術
二川 佳央 氏 (国士舘大学)

本講座では、これまで通信分野で広く用いられてきたマイクロ波を、エネルギー・環境問題を解決する可能性を秘めた、 新たなエネルギーソースとして利用する考え方を身につけてください。
基礎講座 07
上手に動かすマイクロ波回路の勘所
五十嵐 一文 氏 (日本無線(株))

基礎講座 08
デジタルアシスト・アナログRF技術のためのデジタル回路設計再入門
小林 春夫 氏 (群馬大学)

● トランジスタレベル デジタルCMOS回路
● デジタルCMOS回路の性能 − 消費電力 − スピード
● 同期回路設計
● デジタル演算アルゴリズムとその回路実現