ワークショップ Workshop

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ワークショップ 09
11月28日(金) 09:00〜12:00 F201会議室
ユビキタスコンピューティングの技術と応用
Technologies and Applications of Ubiquitous Computing


オーガナイザ/座長  越塚 登 (東京大)

1.超小型RFIDチップ:ミューチップ
 An Ultra Small RFID Chip : μ-chip

 宇佐見 光雄 (日立製作所)
2.センサネット:超小型無線デバイスを用いたユビキタスセンシング
 SensorNet: Ubiquitous Sensing with Tiny Wireless Devices

 鈴木 敬、在塚 俊之、大久保 教夫、小久保 優 (日立製作所)
3.RFIDを利用したeveryday object の位置取得方式
 Location Detection Method for Everyday Objects Using Contactless IC Cards

 渡辺 伸吾、西山 智 (YRPユビキタスネットワーキング研究所)  越塚 登、坂村 健 (東京大)
4.非接触スマートカードを利用したユビキタスデジタルミュージアム
 Ubiquitous Digital Museum Using Contactless Smart Cards

 新堂 克徳 (YRPユビキタスネットワーキング研究所)  越塚 登、坂村 健 (東京大)

本セッションでは、非接触IC カードやRFIDを用いた、ユビキタスコンピューティングの技術と応用について扱う。ユビキタスコンピューティングは、小型化された通信機能を有するマイクロチップをあらゆるモノに埋め込み、それらが互いに協調動作することによって、私達の生活を支援する環境である。非接触・無線通信は、ユビキタス環境を支える基盤技術の一つであり、本セッションでは、非接触・無線通信を行う超小型チップと、それらのチップを用いたユビキタスコンピューティングの応用について扱う。


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ワークショップ 10
11月28日(金) 09:00〜12:00 F202会議室
CMOS、BiCMOSプロセスにおける高周波、低位相雑音内蔵VCO
High Frequency, Low Phase Noise Fully Integrated VCO on CMOS and BiCMOS Process


オーガナイザ  伊藤 信之 (東芝)      座 長  伊藤 信之、 藤本 竜一 (東芝)

1.内蔵VCOの実現性とその問題点
 Realization of Fully Integrated VCO and Its Problems in Mass Production

 伊藤 信之 (東芝)
2.Highly Accurate Quadrature Oscillators for Low-IF Applications

 Wouter De Cock, Wim Vereecken and Michiel Steyaert (Katholieke Universiteit Leuven)
3.Phase Noise among Oscillators by CMOS Process

 Yao-Huang Kao, Meng-Ting Hsu and Tong-Sheng Shien (National Chiao-Tung Univ.)
4.Visualizing the Physical Mechanisms of Phase Noise in LC Oscillators

 Asad Abidi (UCLA)

近年、シリコンLSI への高周波化・高集積化要求により、電圧制御発振器(VCO)のような従来外付け部品として用いられてきた部品もLSI への内蔵化がすすんでいる。本センッションでは、CMOS、BiCMOSプロセスを用いたLSI に内蔵するVCOの高周波化・低位相雑音化の最先端技術を議論するとともに、製品応用における幾つかの問題点について議論する。


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ワークショップ 11
11月28日(金) 09:00〜12:00 F203会議室
アナログ可変機能デバイス回路
RF Electronic Controllable Devices and Circuits


オーガナイザ  荒木 純道 (東工大)     座 長  大平 孝 (ATR)

1.液晶を用いたマイクロ波遅延線路
 RF Delay Lines Using Liquid Crystal

 九鬼 孝夫、藤掛 英夫、鴨田 浩和、野本 俊裕 (NHK)
2.バラクタダイオードの非線形歪解析
 Nonlinear Analysis of Varactor Diodes

 韓 青、稲垣 惠三、大平 孝 (ATR)
3.バイアス制御によるマルチバンド増幅器
 Bias Voltage Control Multiband Amplifiers

 中川 匡夫 (NTT)
4.電子制御平面アレーアンテナ
 Beam Steering Print Array Antennas

 羽石 操 (埼玉大)

RF帯で行うアナログ信号処理には振幅、位相、遅延などの電子制御が従来から行われてビームフォーミングなどに応用されてきた。さらに言えば、YIG などの電子同調機能は掃引発振器に用いられてきた。
本セッションではこうしたアナログ信号処理技術の進展と展開を紹介していく。


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ワークショップ 12
11月28日(金) 09:00〜12:00 F204会議室
成層圏無線中継の最近の実験と動き出した衛星計画の動向
Recent Experiments for Stratospheric Platform and Near-Future Advanced Satellite Programs


オーガナイザ/座長  三浦 龍 (通信総合研究所)

1.ヘリコプターによる成層圏無線中継用ミリ波マルチビームアンテナ機能評価実験
 Test Results on Multibeam Antennas for HAPS in Millimeter- Wave Band Using a Helicopter

 中村 陽三、堀 輝久、鈴木 幹雄、三浦 龍 (通信・放送機構)
2.成層圏滞空ソーラープレーンによるミリ波IP 伝送ならびにディジタルビーム形成実験
 Wireless IP Transmission and Intelligent Beamforming Experiment in Millimeter-Wave Band Using High-Altitude Solar-Powered UAV

 辻 宏之、三浦 龍、丸山 正晃、鈴木 幹雄 (通信総合研究所)
3.技術試験衛星8型 (ETS-VIII) を利用した通信実験計画
 Telecom Experiment Program Using ETS-VIII

 高畑 博樹 (宇宙開発事業団)
4.超高速インターネット衛星(WINDS)システムの開発
 Development of The Wideband Inter-Networking Engineering Test and Demonstration Satellite System (WINDS)

 門脇 直人、吉村 直子、小川 康雄、橋本 幸雄 (通信総合研究所)
5.通信・放送・測位複合サービスを提供する準天頂衛星システム
 The QZSS for the combined-mission of communications,broadcasting and positioning

 岸本 仁、牛島 英紀、二川 憲夫、木村 和宏 (新衛星ビジネス)

成層圏無線中継に関する研究開発と基礎実験が成果をあげ始めている。2002年には、米国NASAのソーラープレーンを使った初の成層圏無線中継実験が日米共同で実施され、またヘリコプター等を使ったミリ波帯国内実験も行われた。一方、衛星通信分野では、来年には技術試験衛星8型が打ち上げられるほか、超高速インターネット衛星WINDS、準天頂衛星なども具体的な検討作業が始まっている。
本セッションでは、こうした動きを踏まえて、成層圏無線中継および衛星通信技術の各最新動向について講演する。