Workshop Program

ワークショップ


B [ アクティブ回路 ]

ワークショップ 01

11月30日 (水)  13:30-16:15   F204 会議室
GaN電子デバイス最前線
Leading-edge of GaN Electron Device Development
オーガナイザ / 座長 : 大野 泰夫 (徳島大)
1携帯電話基地局用GaN HEMTの商品化と課題
Successful Productization and Next Challenge of GaN HEMT for BTS Applications
佐野 征吾 (住友電気工業)、宇井 範彦、出口 博昭、由村 典宏、蛯原 要 (住友電工デバイスイノベーション)、
八巻 史一、中島 成 (住友電気工業)
2低コスト基板を用いたミリ波帯GaN送受信デバイス
Millimeter-wave GaN Transceiver Devices on Low Cost Substrates
酒井 啓之、黒田 正行、根来 昇、村田 智洋、永井 秀一、西嶋 将明、按田 義治、上田 哲三、田中 毅 (パナソニック)
3パワーエレクトロニクス応用への期待と課題
Expectations to Power Electronics Applications and Critical Issues of GaN Power Devices
上野 勝典 (次世代パワーデバイス技術研究組合)
4GaNデバイスによる大電力レクテナの検討
Investigation of High-Power Rectennas Using GaN Device
古川 実 (日本電業工作)、藤原 暉雄 (翔エンジニアリング)
高周波、高電力デバイスとして開発の始まったGaN電子デバイスは、携帯電話基地局用高周波パワーアンプとしての実用化が始まり、ミリ波やパワーエレクトロニクスなどへの展開も期待され研究が進められている。さらに最近では無線電力伝送という新しい応用が生まれつつある。これらの現状と課題を解説する。

D [ システム ]

ワークショップ 02

11月30日 (水)  13:30-16:15   F205 会議室
快適なホームネットワークを実現するワイヤレス技術
Advanced Wireless Technology to Realize User-Friendly Home Networks
オーガナイザ : 北沢 祥一 (ATR)   座長 : 豊田 一彦 (佐賀大)
1ISM帯の周波数利用効率向上を目指すDSAシステムの研究
A Study of DSA System for Higher Spectrum Resource Usage in ISM Band
宇野 雅博 (ATR)
2次世代高速無線LAN標準IEEE802.11ac Draftの概要
Overview of IEEE802.11ac Draft
浅井 裕介 (NTT)
360GHz帯を使用した近距離高速無線通信 - 標準化、デバイス及び計測技術 -
60GHz Millimeter-Wave Communication System - Standards, Devices and Evaluation Technology -
柴垣 信彦 (日立製作所)
4TransferJetTM - New Close Proximity Wireless Transfer Technology -
TransferJetTM - New Close Proximity Wireless Transfer Technology -
岩崎 潤 (ソニー)
ホームネットワークにおいても無線LAN(Local AreaNetwork)、無線PAN(Personal Area Network)が普及してきており、今後さらにワイヤレス化が普及すると考えられる。
本セッションではワイヤレスホームネットワークを実現する無線方式として研究段階、標準化完了間近、そして実用化されている4つの講演を通し、標準化や周辺技術を含めた最新動向を紹介する。

C [ アンテナ ]

ワークショップ 03

11月30日 (水)  13:30-16:15   F206 会議室
小形アンテナ設計におけるパラドックスと最適解
Paradox and Optimum Solution in Small Antenna Design
オーガナイザ : 堀 俊和 (福井大)   座長 : 堀 俊和 (福井大)、倉本晶夫 (NECネットワークプロダクツ)
1小形アンテナの帯域特性とその限界
Bandwidth Characteristics of Small Antennas and Their Limitations
堀 俊和 (福井大)
2放射効率を基準とする小形アンテナ設計技術 - ケーブル、回路基板を含めた高効率動作の実現 -
Practical Technologies of Small Antennas Design Based on Radiation Efficiency
- How We Achieve Efficient Operation of Antennas with Feeding Cables and a Circuit Board? -
武井 健 (日立製作所)
3アンテナクリアランス - 小形アンテナの電気的な大きさについて -
Antenna Clearance : Electrical Volume of Small Antennas
新井 宏之 (横浜国大)
4小形アンテナの設計例 (携帯端末用アンテナ)
Samples of Small Antennas (Antennas for Portable Equipments)
森下 久 (防衛大)
小形アンテナの設計指標として、放射効率、放射指向性、VSWR 特性が主に用いられる。小形アンテナの高効率かつ広帯域な特性の実現には限界があり、小形アンテナの設計において大きな課題となっている。
本ワークショップでは、小形アンテナの特性限界について議論するとともに、所望の特性を実現する小形アンテナ設計法を明らかにする。

A [ パッシブ回路 ]

ワークショップ 04

12月1日 (木)  09:00-11:45   F203 会議室
高周波ノイズを考慮した実装EMC技術
EMC Technology Considering RF Noise and Jisso
オーガナイザ / 座長 : 山田 徹 (パナソニック)
1GHz帯における電子機器のEMCの課題とノイズ抑制対策
EMC Problems for Electrical Equipment in GHz Range and Its Noise Suppression Techniques
原田 高志 (NEC)
2スイッチング電源の実装における電磁界シミュレータを用いたEMC解析
EMC Analysis for PCB Mounted Switching Regulator Using Electromagnetic Simulator
梅川 光晴 (アジレント・テクノロジー)
3電磁界解析を用いたデジタル機器のSI/PI解析
Analysis for Signal Integrity and Power Integrity of Digital Application Using EM Simulation
瓜生 一英、山岡 正拓、山田 徹 (パナソニック)
4電子機器へのアンテナ実装
Antenna Mounted in Electronic Equipment
越地 福朗 (国士舘大)
電子機器における信号の高速化、回路の高密度化により、干渉、妨害などのEMC課題が顕在化している。その現象解明と対策設計には、LSIパッケージやセット、アンテナの実装形態を考慮した高周波技術の適用が大変効果的である。
本セッションでは具体的事例によりその有用性を紹介する。

B [ アクティブ回路 ]

ワークショップ 05

12月1日 (木)  09:00-11:45   F204 会議室
先端CMOSプロセスと無線集積回路の今後の展望
Future Prospects of Wireless Integrated Circuits with Advanced CMOS Process
オーガナイザ / 座長 : 藤島 実 (広島大)
1シリコン微細トランジスタの将来展望
Future Prospects of Scaled Silicon Transistors
平本 俊郎 (東大)
2超高周波・超高速データ転送に向けたRF/BB CMOS LSI技術の将来
A Potential of CMOS LSI Technology for Ultra-High Frequency and Data Transfer RF and Baseband Systems
松澤 昭、岡田 健一 (東工大)
3アナログ半導体におけるプラットフォーム技術戦略
Platform Technology Strategy of Analog Semiconductors
濱崎 利彦 (広島工大)
4微細CMOSを用いたRFトランシーバの技術動向と展望
Technical Trend and Perspective on Deep Sub-micron CMOS RF Transceivers
佐藤 久恭 (ルネサスエレクトロニクス)
ロジック、メモリの微細化に伴い、先端プロセスを用いたCMOS RF回路の研究が進められている。一層の微細化の進展は、デバイスに材料や構造の変革をもたらすが、先端プロセスの利用はRF 回路に功罪両面の影響を及ぼす。
その課題と克服に向けて、デバイス、回路、アプリケーションからビジネスの各分野から議論を行う。

D [ システム ]

ワークショップ 06

12月1日 (木)  09:00-11:45   F205 会議室
スマートグリッド - 電力・通信融合ネットワークが創る新社会 -
Smart Grid - Combination of Power and Communication Network Creates New Society -
オーガナイザ / 座長 : 武井 健 (日立製作所)
1地域社会のエネルギーマネージメント
Local Area Energy Management
荻田 能弘 (東芝)
2スマートメーターネットワーク - 低消費電力型無線メッシュネットワーク技術 -
Smart Meter Network - Low Power Consumption Wireless Mesh Network -
渋谷 昭宏 (三菱電機)
3スマートシティを支えるシステム技術
System Technology Leading to Smart City
鮫島 茂稔 (日立製作所)
"スマートグリッド" によってもたらされる広域電力ネットワークは、爆発的な勢いで進化をし続ける通信ネットワークと相互関係を持つことで、これまでに類を見ない新しいサービスを創造するポテンシャルを有している。
本セッションでは、国内大手電機ベンダの講師たちによる、次世代電力制御ネットワークの開発最前線からの報告を基に、電力ネットワークと通信ネットワークの融合によって到来する未来社会のビジネスを展望する。