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workshop Program

ワークショップ


B [ アクティブ回路 ] ワークショップ 13

11月28日 (金)   09:00-11:45 F204 会議室
最新アナログ・デジタル融合技術
Mixed Analog Digital RF Circuit Techniques
オーガナイザ / 座長 : 田中 聡 (ルネサステクノロジ)
1RF回路におけるアナログ・デジタル融合技術動向
Technical Trend of Dixed Analog and Digital RF Circuits
田中 聡 (ルネサステクノロジ)
2ソフトウェア無線対応した再構成可能な離散処理アナログベースバンド技術
A Widely-Tunable, Reconfigurable CMOS Analog Baseband IC for Software-Defined Radio
前多 正、狐塚 正樹、堀 真一 (NEC)
3アナログ・デジタル融合IQキャリブレーション技術
Mixed Analog Digital IQ Calibration Techniques
前田 功治、山脇 大造 (日立)、木村 泰之、田中 聡 (ルネサステクノロジ)
4ワイアレスシステムSoC向け微細RF-CMOSロバストデザイン
Robust Design of Deep Sub-Micron CMOS Wireless SoC
間島 秀明、濱田 基嗣 (東芝)
CMOSプロセスの微細化にともない従来アナログ回路を多用してきた無線用RF回路にも多くのデジタル回路を活用した事例が増えている。デジタル信号処理を活用した高度な制御の開発が進展すると同時にデジタル回路・プロセスと親和性の高いアナログ回路の検討も進んでいる。また微細化デバイスに対応するアナログ回路のロバスト設計も重要な課題となっている。今後のRF回路開発にはこれらベクトルの異なる多くの技術に対応する必要がある。
本ワークショップでは第一線で活躍しているエンジニアを招き、キーとなる技術に関する講演と今後の技術動向について討論を行う。

C [ アンテナ ] ワークショップ 14

11月28日 (金)   09:00-11:45 F205 会議室
最新のアンテナ測定法とその動向
Current Methods and Trends for Antenna Measurements
オーガナイザ / 座長 : 廣瀬 雅信 (産総研)
1アンテナ測定法とその最新動向   - 近傍界測定法 -
Antenna Measurements and Their Current Trends  - Near-Field Antenna Measurements -
廣瀬 雅信 (産総研)
2ネットワークアナライザによる高精度測定法
High Accuracy Measurements Using Vector Network Analyzers
堀部 雅弘 (産総研)
3光マイクロ波技術によるアンテナ測定法
Antenna Measurement by Using Microwave Photonics Technology
黒川 悟、廣瀬 雅信、小見山 耕司 (産総研)
4マルチセンサによるアンテナ測定法
Antenna Measurements Using Multi Sensors
山口 良 (NTTドコモ)
5変調素子による高速アンテナ測定法
Rapid Antenna Measurements Using Modulated Elements
陳 強 (東北大)
携帯端末やMIMO等の進展にともなってアンテナ測定では、アンテナパターンの振幅・位相測定やアンテナ効率などの高速測定や高精度測定が期待されている。
本ワークショップでは、上記要求を実現できる近傍界測定法の現状と動向、ネットワークアナライザによる高精度測定法、光技術による測定法、多数のプローブアンテナまたは変調素子による高速測定法の現状と動向について、アンテナ測定経験者や測定担当者を対象に紹介する。

D [ システム ] ワークショップ 15

11月28日 (金)   09:00-11:45 F206 会議室
自動車を支える無線通信技術の最新動向
Recent Progress in Wireless Technologies for Automotive Network Systems
オーガナイザ : 西川 健二郎 (NTT) 座長 : 服部 泰 (横浜ゴム)
1車の安全確認通信システムとその情報管理技術
Information Technology of Car Health Monitoring System
矢野 明 (日立)
2次世代TPMS用複合センサモジュールの開発について
Hybrid Sensor Module for Future TPMS
中川 浩文、中村 光利、横田 匡司 (京セラ)
3最新の自動車用通信デバイスの設計動向
New Semiconductor Design for Car Communication Device
早川 智子 (スターエレクトロニクス)
4自動車レーダ用デバイスの最新動向
Latest MMIC Development for Automotive Radar Front Ends
天野 英明 (ユー・エム・サービス)
自動車レーダ、ETCに代表されるように自動車を支える無線通信技術の実用化が進展しており、ITSを中心に研究開発も活発化している。
このワークショップでは自動車及び自動車社会を支える無線通信技術の最新技術と将来動向について述べる。安全走行を実現する通信システム、モニタリングシステム、TPMSから車載用通信デバイス、衝突防止レーダ用デバイスの最新動向と今後の見通しについて紹介する。
本ワークショップは自動車関連通信技術の開発に携わる技術者や自動車関連無線技術の開発に興味がある方を対象としている。

A [ パッシブ回路 ] ワークショップ 16

11月28日 (金)   13:30-16:15 F203 会議室
次世代通信に向けた高周波SAW、BAW、誘電体共振子フィルタの最新動向
SAW, BAW and Dielectric Filters for Future Communication Systems
オーガナイザ / 座長 : 橋本 研也 (千葉大)
1弾性表面波共振子デバイスの現状と今後の展開
Current Status and Future Trends of SAW Resonator Filters
門田 道雄 (村田製作所)
2薄膜バルク波共振子デバイスの現状と今後の展開
Current Status and Future Trends of BAW Resonator Filters
佐藤 良夫、上田 政則、西原 時弘 (富士通研)
3誘電体共振子デバイスの現状と今後の展開  
     - LTCC を応用した積層BPF とパッシブ・インテグレーション技術 -
Current Status and Future Trends of Dielectric Resonator Filtersr
 - LTCC High Performance Multilayer BPF & Passive Integration Technology -
松原 英哉 (TDK)
4高周波フィルタの集積化動向
Integration of Radio-Frequency Filters
橋本 研也 (千葉大)
現行の通信システムでは、弾性表面波(SAW)、バルク波(BAW) 並びに誘電体共振子を利用した高周波フィルタが多用されている。本ワークショップでは、これらの素子において、現在どの様な性能のものが実現され、どの様に利用されているかを紹介すると共に、将来の通信システムへの適用に向けて、解決すべき問題並びにそれらの解決に向けた研究開発動向を明らかにする。

B [ アクティブ回路 ] ワークショップ 17

11月28日 (金)   13:30-16:15 F204 会議室
マイクロ波増幅器の低ひずみ・高効率化技術
Efficiency Enhancement and Distortion Compensation Techniques for Microwave Power Amplifiers
オーガナイザ : 森 一富 (三菱電機) 座長 : 野島 俊雄 (北大)
1ドハティ電力増幅器の原理及び設計技術
Fundamentals and Design Technology of Doherty Power Amplifiers
高山 洋一郎 (電通大)
&
2GaN-HEMT高効率増幅器
GaN-HEMT High Efficiency Amplifier
宇井 範彦、出口 博昭、佐野 征吾 (ユーディナデバイス)
3Recent Advances in Digital Predistortion Technology with Application to 3G Base
     Station Power Amplifiers
Fadhel M. Ghannouchi, Oualid Hammi (The Univ. of Calgary)
4WCDMA端末用エンベロープトラッキング方式電力増幅器
Highly Efficient Envelope Tracking Power Amplifiers for WCDMA Handsets
國弘 和明、山之内 慎吾、高橋 清彦 (NEC)
無線通信機器に用いられるマイクロ波高出力増幅器においては高効率・低ひずみ化は最も重要な課題である。
本ワークショップにおいては、基地局/端末用増幅器の高効率・低ひずみ化を実現する技術として、最新のGaN増幅器を含めて、ドハティ増幅器、デジタルプリディストーション方式のリニアライザ、エンベロープトラッキング増幅器について、増幅器設計者、無線通信機設計者を対象に紹介する。

C [ アンテナ ] ワークショップ 18

11月28日 (金)   13:30-16:15 F205 会議室
電磁気学に基づくアンテナ設計
Fundamentals of Microwave Antenna Design
オーガナイザ / 座長 : 山口 良 (NTTドコモ)
1アンテナ設計の考え方と回路・電磁気学的解釈
Antenna Design and Electromagnetics
宇野 亨 (農工大)
2UWBアンテナの動作原理と設計指針   - 動作原理と評価測定法 -
UWB Antennas  - Basic Principle and Evaluation Methods -
前田 忠彦 (立命館大)
3携帯端末用小形平衡給電型アンテナ
Compact Balanced Antennas for Mobile Terminals
森下 久、金 ヨンホ (防衛大)
本ワークショップでは、アンテナを専門としないRF回路技術者や学生などの初心者にとって有益となることを第一とし、いくつかのアンテナを例に動作原理・設計指針などをやさしく解説する。その際に、電磁気的な解釈・考え方を重点的に展開する。なぜ、そのアンテナができたのか、どのようなプロセスで設計したのかなどの指針を中心に解説する。

D [ システム ] ワークショップ 19

11月28日 (金)   13:30-16:15 F206 会議室
ミリ波帯無線システムの最新動向
Recent Progress in Millimeter-Wave Wireless Systems
オーガナイザ / 座長 : 李 可人 (NICT)
1IEEE 802.15.3c:ミリ波WPAN標準化の最新動向
IEEE 802.15.3c Update: Millimeter Wave WPAN Standardization Activities and Applications
加藤 修三 (東北大・NICT)
2ミリ波帯を用いた超高速ギガビット無線LANの研究開発   - 現在の研究開発状況 -
Research and Development of Millimeter-Wave Multi-Gbps High-Speed Wireless LAN Systems
 - Situation of Present Research and Development -
北沢 祥一、三浦 周、馬場 隆行、大槻 弘幸、上羽 正純 (ATR)、本田 敦、東 充宏 (富士通)、
浅野 欽也、清水 聡 (沖電気工業)
3放送現場における120GHz帯ミリ波無線システム応用
120-GHz-Band Millimeter-Wave Wireless Link System and Its Application for Broadcast Program
Materials Transmission
門 勇一、久々津 直哉、枚田 明彦、小杉 敏彦、高橋 宏行、竹内 淳 (NTT)、
岡部 聡、居相 直彦、遠藤 洋介、池田 哲臣、杉之下 文康、正源 和義 (NHK)、
池川 秀彦、西川 寛、中山 稔啓、稲田 智徳 (フジテレビ)
近年、ミリ波無線通信システムは、無線HDTV伝送などの高速データ通信の需要から、近距離高速無線通信としての期待が高まっている。特にIEEEにおけるミリ波WPANやWirelessHDの標準化活動など、その研究開発及び商品化に一層の拍車をかけている。
本ワークショップは、60GHz帯を主体とする、ミリ波無線システムの標準化、実際の超高速ミリ波無線LANの研究開発、及び更に高いミリ波周波数である120GHz帯ミリ波無線システムを中心に、最近のミリ波無線システムの動向を紹介する。