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ごあいさつ

今年のMicrowave Workshops and Exhibition (MWE 2008)は、11月26日(水)〜28日(金)の3日間、パシフィコ横浜で開催します。MWEは4年毎に日本で開催される国際会議APMC(Asia-Pacific Microwave Conference) の間の3年間の技術啓蒙を目指して、1991年よりAPMC開催年を除く毎年開始されているマイクロ波分野における国内最大の催しです。最先端技術や将来ビジョンを紹介するワークショップ、技術者育成のための基礎講座、そして最新製品を紹介する展示をセットで提供することで、『ここにくれば、マイクロ波の基礎、新技術、将来ビジョン、新製品を全て一望できる。』と評価されるにようになりました。そして、その成果は参加者6000名を超える形となって現れています。

MWE 2008では、"マイクロウェーブ、新たな旅立ち" を基調コンセプトとし、マイクロ波の新しいイメージ創りを目指します。マイクロ波技術は携帯や無線LAN、パソコンに数多く使用されている超高周波ICや超高速ICの根幹となる花形技術であるにもかかわらず、一般の認識はむしろ古典的かつ学際的なイメージであるように感じられます。本来、時代の要請に応えるべき大学教育においても、講座や講義が減少しつつあり、本会の活況とは大きな乖離を生じています。
そこで、上記基調コンセプトに沿って、教育界と産業界をリードするお二人の基調講演を企画いたしました。はじめは、伊藤龍男氏(UCLA 教授) による「マイクロ波教育における挑戦」のご講演です。UCLA電気工学科を例に時代の要請に応えるマイクロ波教育についてお話していただきます。続いて、橋本明氏(NTTドコモ) による「無線スペクトラム利用の国際動向」についてのご講演をいただきます。
国際電気通信連合(ITU) の無線通信部門(ITU-R) 第5研究委員会(Study Group 5:SG5) の議長のお立場から、世界無線通信会議(WRC) に基づく無線スペクトラム利用の国際動向、新しい無線技術の展望、更に標準化活動における日本への期待と役割などをお話していただく予定です。
そして、今年の目玉として、著書で有名な諸先生が初学者のために生で講義する基礎講座を企画いたしました。さらに、例年と同様にマイクロ波関連の最新技術を発表・討論する19件のワークショップと1件のパネルセッションも精力的に企画しております。

マイクロウェーブ展では、内外400社を超える企業とおおよそ30の大学研究室の出展が予定されており、新製品・新技術・研究成果等を一堂にご覧いただけます。恒例の歴史展示とシステム展示を密に融合した特別企画展示では、マイクロ波技術の大きな潮流と社会インフラへの貢献を実感していただくことができます。また、出展製品に対応した企業セミナーも例年と同様に開催いたします。
このようにMWE 2008では変わらぬ安心感の中に更にパワーアップした企画も盛り込みましたので、ぜひ皆様のご参加をお待ちしております。

最後に、MWE 2008の開催にご尽力いただいた多くの方々に心からお礼申し上げます。

 
MWE 2008 実行委員会
委員長 村口 正弘(東京理科大学)