『マイクロウェーブ展2004』では「システム展示コーナー」を設け、マイクロ波、ミリ波、光を用いた最先端システムの応用開発動向を紹介いたします。
◆AIAA衛星通信フォーラム(AIAA-JFSC) http://www2.nict.go.jp/mt/b150/SJR/
宇宙および成層圏を利用した新しい無線通信システムを紹介いたします。
・技術試験衛星Ⅷ型(ETS-Ⅷ)の大型展開アンテナと模型
・光衛星間通信実験衛星(OICETS)模型
・超高速インターネット衛星(WINDS)模型
・新しい軌道を用いた準天頂衛星模型
・静止軌道の利用状況がわかる模型
・将来の衛星間光通信用の望遠鏡 など
◆ 国際電気通信基礎技術研究所(ATR) http://www.wel.atr.jp/
エスパアンテナのシステム応用を紹介いたします。
・盗聴防止アンテナを用いた無線LANアクセスポイントの動態展示
◆ 日本放送協会(NHK) http://www.nhk.or.jp/strl/
番組制作や放送配信などの放送分野で用いられる伝送技術について紹介いたします。
・光波長多重とミリ波を用いた放送分配システム
・ケーブルテレビの伝送容量を拡大するための1024QAM伝送技術
・マラソン中継での利用を想定した、電波の到来方向の推定技術
・液晶の誘電率の変化を利用して、ミリ波を制御するビームフォーマー
・60GHz帯を用いて、集合住宅で手軽にデジタル放送を受信する技術 など
マイクロ波、ミリ波、光技術を用いた最先端システムの開発動向を、本システム展示によりご理解いただき、デバイス・コンポーネント及び計測機の研究・開発に携わる技術者の皆様の、今後の研究・開発の参考にしていただければ幸いです。
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