• パッシブIM測定器

• Passive Intermodulation Analyzer

今日、パッシブインターモデュレーション(PIM)は、ワイヤレスネットワークの最適なパフォーマンスの実現の為に検討しなければならないパラメータになってきました。PIMアナライザは、移動体通信基地局で使用される送信信号により、基地局内で使用されるコネクタ、アンテナ等受信部品に発生し、受信バンド内で悪影響を及ぼす可能性のあるPIM事前測定を可能にします。

このアナライザによって、受動部品内に発生したPIMが、機械的、環境的Stressによっていかに変動するか、または、周波数、電力で変動するかを測定することができます。代表モデルとしては、IMT2000対応のSI-2000Bがあります。

他にもAMPS、GSM、DCSI800、PCS1900に対応のモデルもあります。SI-2000Bでは、1920〜1980MHzのRxバンド内に発生する5次から27次のPIMの測定が可能です。
(測定範囲を2060MHzまで拡張し、3次および5次のPIMも測定可能としたSI-2000B/Eもあります)

またオプションにより、1920〜2069.8MHzの外部信号直接測定が可能です。