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委員長 挨拶
平成19年からAPMC(Asia Pacific Microwave Conference) 国内委員会の委員長を拝命致しました、東京工業大学の荒木純道でございます。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
APMCはアジア太平洋地区で毎年開催されるマイクロ波技術に関する中核的な国際会議であり、北米地区で開催されるIMS(International Microwave Conference)、欧州で開催されるEuMc(European Microwave Conference) と共に、世界におけるマイクロ波技術の3極構造を担っています。また開催時期も、IMSが6月、EuMcが9月、APMCが12月と、適度な間隔を保って開催されております。
第1回目のAPMCはインドで1988年に開催され、その後、1990年に日本で初めてAPMCが開催されました。そしてその後は、中国、オーストラリア、韓国、香港など、数多くのアジア諸国でAPMCは開催されてきており、日本でのAPMC開催は、ほぼ4年毎で行われてきております。
日本ではAPMCが開催されない途中の3年間は、MWE(Microwave Workshops and Exhibition) という形でマイクロ波技術の普及と進展に貢献してきており、最近では3日間の開催期間の参加者数が6千人を超える盛況振りです。MWEではマイクロ波技術、無線通信技術、EMC技術などに関する基礎講座や最新の話題を取り上げたワークショップを数多く企画すると共に、マイクロ波関連の企業展示、マイクロ波技術の歴史展示/システム展示、さらには大学研究室の展示紹介なども行っております。
APMC国内委員会はこうしたAPMC及びMWEの開催準備や運営、またマイクロ波技術者の育成を長期的視点に立って執行していく組織であります。また平成19年10月から、電子情報通信学会エレクトロニクスソサエテイの研究技術会議にもオブザーバ参加し、さらに平成20年6月からは正式メンバーとして参加しております。そして、本委員会は全てマイクロ波技術を深く愛し、その進展を願って止まない人々のボランティア活動によって支えられていることをお伝えしておきたいと思います。またアジア各国のAPMC開催に際しては、会議準備運営の仕組みや論文査読作業などのサポートも、ISC(International Steering Committee : 国際運営委員会) を通じて積極的に行っていこうとしております。
マイクロ波技術がユビキタス社会、高度情報通信化社会を支える基幹技術であることは言を俟たないところです。デバイス技術、回路技術、システム技術さまざまなレベルでのマイクロ波技術の新たな発展、展開、発掘、融合、伝承に、我々APMC国内委員会はこれからも積極的に貢献していきたいと考えております。
APMC 国内委員会
委員長 荒木 純道 (東京工業大学 大学院理工学研究科 電気電子工学専攻)
