ごあいさつ
 

 日頃より「マイクロウェーブ展」に格別のご支援とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。昨年開催されましたマイクロウェーブ展2005では、国内外合わせて478社からご出展頂き、出展小間数は207小間と過去最高を記録致しました。このようにマイクロウェーブ展が名実ともにアジア地区最大のマイクロ波展示会に成長致しましたことは、ひとえに関連企業様のご高配のお陰と、重ねて感謝致す次第です。

さて今年のマイクロウェーブ展2006は、4年に一度日本で開催されるアジア・パシフィックマイクロ波会議(Asia Pacific Microwave Conference 2006:APMC 2006)の付設展示会として、2006年12月13日(水)〜15日(金)を会期とし、パシフィコ横浜にて開催されます。アジア・パシフィックマイクロ波会議は、米国で開催されるIEEEマイクロ波国際会議、欧州マイクロ波国際会議と並び、世界三大マイクロ波国際会議に位置づけられていることから、マイクロウェーブ展も国内のみならず、海外から数多くの来場者が期待され、例年以上の盛況が予想されます。

マイクロウェーブ展2006では「SAIL FOR THE MICROWAVE OCEAN」をテーマに、益々高速化する移動体通信、加入者系無線アクセス、モバイルコンピューティング等の新しいマイクロ波・ミリ波・光システム、これらの構築に必要不可欠なデバイス、コンポーネント、計測機器、さらには設計を支援する最新の各種シミュレータ等に関する技術展示が行われます。

また会期中、マイクロ波工学に関する基礎講座や、ご出展企業様による新技術・新製品に関する技術セミナーも開催され、会場内には最新のマイクロ波技術を集成した「システム展示コーナー」、これまでのマイクロ波技術の推移をまとめた「歴史展示コーナー」、大学等の研究活動を紹介する「大学展示コーナー」等が開設されます。

ご来場・ご出展頂きます皆様には、この場を単なる技術展示会の場としてのみでなく、産・官・学の情報交換や共同事業の契機となるような場としても十分ご活用頂き、さらに国際会議付設の機会を生かして、広く世界に向けてビジネスを展開して頂きたく存じます。

本年も、「マイクロウェーブ展 2006」が開催できますことは、ひとえに皆様のご支援、ご愛顧の賜物と厚くお礼申し上げますとともに、アジア地区最大の国際マイクロ波展示会であります本展に、今年もご来場頂きますようご案内申し上げます。

APMC 2006 展示委員会
委員長 黒木 太司 (呉工業高等専門学校)